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DESTRUCTIVE-MONSTER  作者: REY-REY
4/12

戦・神・降・臨

褐色(笑)

「な……何じゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜っ!?!?」


「うるせぇなぁ……何だよ!」


「書く欄が足りないって言うから2枚3枚って用紙を渡しましたけど……これ書き過ぎですよ!」


「そこは頑張れよ。神だろ?一応末席ながら」


「末席とは失礼な!ウインディアの主神ですよ!アナタの元居た世界でいうゼウスさんですよ!」


「でも俺日本人だからさぁ、アマテラス様とか言われた方が判りやすいんだけど」


「あぁもぉ……」


女神が頭を抱える。


「……まぁ、調整しますから少々お待ちください」


徹夜を覚悟したような顔で椅子に座り、机の上にあるバスケットボールほどの水晶玉に手を当てる。


「これ、本当に全部やらなきゃダメですか?」


「え?何?出来ないの?神のくせに?」


「ぐっ……や、やりますよ!っていうかやってるじゃないですか!」


「時間掛かんの?」


「ええ、まぁそれなりには」


「ふ〜ん……」


じゃあ少し暇になるな……


「……なぁ」


「何ですか?」


俺は前々から気になっていた事について質問した。


「武器とか装備ってどうなんの?」


「あぁ、それなら戦と鍛冶の神が製作してますよ。片手剣と丸盾、あとはフルプレートアーマーを……」


「えぇ?俺槍か小太刀二刀流が良いなぁ」


「……は?」


「あと、フルプレートアーマーじゃなくてもっと身軽なヤツが良いわ」


「……はぁぁぁぁっ!?」


「いきなり大声出すなよ!何だよ!」


女神は立ち上がり、全身をワナワナと震わせる。


「もう発注しちゃいましたよ!もっと早く言ってくださいよ!」


「……じゃあ追加で注文しといて」


「貴方って人は……」


女神は何か言いたそうにしていたが、この人はこういう人でしたと諦めて椅子に座り直す。


「じゃあ今から呼びますんで、具体的なイメージとか伝えてくださいね」


そう言うと、ビー玉ほどの小さな光の玉をどこかに飛ばす。


「今ので来るのか?」


「そうですよ」


そして5分後、褐色のお姉さんが本当に現れた。


「カーリー、ちょっと良いかしら?」


「何だ?私の仕事に不具合でもあったか?」


「実は……」


さっきまでの一連のやり取りをそのまま説明すると、褐色は笑い出した。


「ふははははは!何だそれは!くくくっ……あぁ、腹痛いわ!ぷぷっ!」


「そこまで笑う事無いでしょ!」


「主神のくせに人間にやり込められてやんの!ふふふっ!」


「……で、やってくれんの?」


俺の問いに褐色が真面目な顔をする。


「これでも職人でな、お前のイメージ以上の最高品質で作らせてもらう……作って欲しい武具を強くイメージしてくれ」


言われた通りに武具を頭の中に思い描くと、褐色は睨むような顔になる。


「お前……」


「な、何だ?」


すると、今度は全身をワナワナと震わせる。


「少し多かったか?」


「お前……何だよ今のイメージは!?魔法銃?日本刀?見た事ねぇ装備ばっかだな!」


そっちかよ。


「剣と魔法の世界なのに魔法銃がないのか?」


「あぁ、見た事も聞いた事もないな!スゲェよ!是非作らしてくれ!」


褐色の様子に女神が驚く。


「カーリーが久々にやる気満々になってる……」


それから俺と褐色は細かい打ち合わせに入った後、やる気をたぎらせた褐色がどこかに消えて行く。


「じゃあな、楽しみにしとけ」


「おう」


……女神と目が合う。


「貴方って凄いですね」


「あ?何が?」


「カーリーのあんな顔はほぼ初めて見るかもしれません……」


「そうか?」


「はい」


その後褐色に刺激されたのか、女神もやる気に満ちた表情で作業に戻る。

カーリー

→所謂くっころ系褐色お姉さんだと思ってください

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