第九話 割れた仮面。哀の悲しみ。
GW連続投稿四日目。
小説書き始めて思いました。
今まで何気なく読んでた小説を書いている作者の方たちはとてーもすごいんだなぁって。
森の守護者(楽)「ねぇ、ここは僕に任せてみてよっ。」
森の守護者(哀)「いいだろう。」
森の守護者(楽)「よーし。やっるぞー。」
修也「背中がガラ空きだよ。【加重】【縮小】」
森の守護者たちがわちゃわちゃ会議してる隙に背後に回り込んだ修也が重い一発を決めにいく。
森の守護者(楽)「効っかなっいっよー。【液体化】」
そういうと森の守護者は液体の中に仮面があるという状態になり、直哉の一撃で吹き飛んだ部分もすぐに元に戻ってしまった。
修也「多分これ中の仮面が本体なタイプだ!仮面を狙うぞ。【飛べ】」
石が大量に守護者の周りを囲うように刺さり、壁状に隙間を作らないように変形する。
修也「石ごといけ!」
直哉「わかった。【加重】【縮小】」
直哉がまたもやハンマーを振るう。
森の守護者(楽)「あ、まずい。」
そのまま、森の守護者の仮面は打ち砕かれた。
修也「よし!勝った。」
リト「いや、まだ終わってない!」
割れたはずの仮面が逆再生するようにとに戻り、液体だった体も元の体に戻った。
森の守護者(楽)「えーと。負けました。ごめんねっ♪」
森の守護者(哀)「楽がやられたか。なんとも情けない。我ながら悲しい。」
森の守護者(怒)「あいつたまにすごい無能なのよね!これだから楽は。今度は私がいくわ!」
どうやら、仮面ごとに残機があると考えて良さそうだな。
そしてやられた仮面も会話だけはできると。
喜怒哀楽だから、あと三つか。
森の守護者(怒)「死ね。【怒り】【復讐】【旋回】」
直哉「【シールド】【縮小】」
修也「【クリエイト】【飛べ】【クリエイト】【飛べ】」
ガキンッ。
ピシッ。
またもや直哉が防ぐが、今度はヒビが入ってしまった。
その間に変形弾で討伐を狙いつつ、【旋回】という不穏なスキル名が聞こえたので、後ろ側に石を設置し、壁を作成しておく。
森の守護者(怒)「後ろよ!」
直哉「まっず。【拡大】」
修也「やっぱそうかよ。【クリエイト】【飛べ】」
直哉が【シールド】を【拡大】で大きくし、向きを変えられないという弱点を無理やり捻じ曲げ、俺が石で牽制する。
が、
パリンッ
直哉「痛った。」
修也「まぁこうなるか。」
ヒビが入った【シールド】は攻撃に耐えきれず、割れてしまい、俺たちは吹き飛ばされた。
森の守護者(怒)「痛ったいわねぇ。ふざけんじゃないわよ!」
どうやら石も胴体に刺さったようだ。
楽の方とは違い、仮面以外でもダメージが入るのか。
それなら、刺さった変形弾で倒せるはず。
森の守護者(怒)「は?何これ?この石体の中で広がってやがる!クソがっ!っぐ!」
森の守護者(怒)は自分で自分の腹を手で突き刺し、石を取り出そうと試みるが、もう遅い。
修也「俺たちのことを忘れるなよ。【飛べ】」
自分の中の石を取り出そうと苦痛に喘ぎながら悪戦苦闘している森の守護者(怒)の仮面を石で突き破る。
森の守護者(怒)「あっ。」
森の守護者(哀)「ああ、なんということだ。怒まで。情けない。」
仮面が修復され、哀の部分が出てくる。
残りは哀と、喜の二つだが、まだ一度も喜が出てないのが気になる。
直哉「森の守護者とは言っても、結局あんま大したことないじゃん。」
森の守護者(哀)「若きものよ。その驕りが時に自らの破滅を呼び込むのだ。あまり図に乗らぬ方が良い。先までの二人を見ればわかるであろう。」
森の守護者(怒)「ちょっと!あんたどっちの味方なのよ!」
森の守護者(楽)「そーだよ。ちょっと言い方に棘があるよー。」
なんだろう。
もう守護者というかただの仲良し3兄弟にしか見えない。
森の守護者(哀)「しかし、事実としてお主らは負けたのだ。こうなった以上我が戦うしかあるまい。【悲憤】【慟哭】【無常】【哀悼】」
なぜだろう。
なんだか体が重い。
いや、まぁあいつのスキルのせいなんだろうけど。
森の守護者(哀)「若きものよ。教えてやろう。今、私とお前は共に時間と共に命が削れてゆくようになった。早く私を倒さなければならない。だが、無念を抱える魂がお主らに牙を剥く。これまでの罪を指折り数え、後悔しながら生き絶えるがよい。」
修也「そうか。悪いが、まだ俺らはここに来たばかりでね、無念を抱える魂の数にゃ限りがあるぞ。」
そういうと、地面から、ニ匹の猪と、十数匹のフォレストモンキー、そして、知らない人が出てきた。
直哉「やぁ、久しぶり。有象無象ども。【加重】【拡大】」
直哉が拡大したハンマーで猪とフォレストモンキーをほとんど叩き潰した。
修也「【飛べ】」
残ったフォレストモンキーを突き刺しつつ、知らない人も牽制する。
知らない人「【シールド】」
カンッ
修也「やっぱ防ぐよな。」
直哉「やるよ。アレ。」
修也「わかってる。」
俺は、事前に【縮小】で密度を上げた石を取り出し、投げる。
修也「【クリエイト】ほい。」
直哉「【縮小】【加重】梃子の法則ってやつだよ。」
俺が石を投げるたびそれを直哉が野球でボールを打つようにハンマーで叩き、知らない人の方向に飛ばす。
さらにぞの石は、密度が上がってるだけでなく、【クリエイト】で、打たれる時は面を広くして割れないようにし、着弾する頃には鋭利になるようになっている。
ガキンッガキンッガキンッピシッ
と言った具合に徐々に不備が入り、ついに知らない人の【シールド】が割れ、知らない人の魂も貫かれた。
修也「どうだ?守護者さん。もう終わりか?」
森の守護者(哀)「まだだ。【自責の念】すまない。【ソウルバレット】」
あれは、名前的に魂を弾丸として使ったのか?
自分が殺した命ということだろうか。
直哉「【シールド】【縮小】」
森の守護者(哀)「それはもう何度も見た。」
後ろに回り込もうとする。
修也「させないって言ってるだろ。【クリエイト】【飛べ】」
森の守護者(哀)「それも見た。」
全て躱された!
森の守護者(哀)「終わりだ。」
直哉「まだ終わらないよ!【拡大】」
直哉は【シールド】を【拡大】して、無理やり防ぎつつ、ハンマーで反撃する。
森の守護者(哀)「終わらないか。残念だ。」
バックステップで距離をとりながら森の守護者は言う。
正直スリップダメージがきついのでさっさと倒したい。
森の守護者(哀)「ここは一つ一気に決めに行くとしよう。」
そういうと、森の守護者は自分で自分の胴体に穴を開けた。
こいつらは自分の体を自分で傷つける習性でもあるのか?
森の守護者「【窮鼠猫を噛む】【ソウルバレット】」
修也「ああ、くっそそういうことかよ。自分がダメージを負うことで使えるようになる自己強化か!自分で傷ついたくせに。」
直哉「とりあえず、弾丸の方は任せる。本体を僕が抑えるから。」
修也「了解。相殺できるか?【飛べ】」
石と魂がぶつかり、相殺されていく。
森の守護者(哀)「【起死回生】」
直哉「【加重】【縮小】まだ足りないか?【一か八か】」
ドガンッと森の守護者の腕とハンマーがぶつかる。
直哉は吹き飛ばされるが、森の守護者は倒れた。
修也「とどめだ。【飛べ】」
ピシッと森の守護者の仮面にヒビが入る。
森の守護者(哀)「もはや、ここまでか。」
強敵との戦闘シーンは長引きます。
喜が中々出てこないですね。




