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俺とアイツの恋愛殺人  作者: 恋☆々
座敷わらし編
14/28

case3.5俺と商家と不思議な縁3


一方その頃襖の外では・・・・

「雷斗・風斗!出たぞ。ご遺体」


「どれどれ・・これは普通の殺しですね」


「そうですね・・」

「でも・・・毒殺ですねぇ~。うちの子達が騒いでるので」

「マジか・・・とりあえず鑑識さん呼ぶか」

「そうですね。俺でもいいですけど、面倒は避けたいからね」

「それにしても何で殺したんだろうね?」

「さぁ・・・殺した本人に聞くしかないだろうね」


大神が鑑識の村上さんと横田さんを呼んだ

二人は風斗を見つけると驚いていた


「あれ?風斗くんいるなら俺たちは必要ないんじゃ?」

「えっと・・・一課の安藤さん?が俺は信用できないって・・」


「「えっ?風斗さんをですか?」」


「とにかくそういう事なんでよろしく!」

「そうそう・・あと死因は毒ですよ」

「そうだね~白金がいうなら毒だね」

「わかりました・・調べて見ます」


よろしくっと声をかけて俺達は現場を後にする


「あ・・そうそう。この家の住人と例の男は?」

「ああ。男は俺が連れてきたぞ」

「そうそう、雷斗と僕で連れてきたよ~。ごねてたけどね」

「へぇ~。因みに座敷わらしの方は森くんが解決済みだから安心してね」

「「そうなの?」」

「うん。俺もさっき見てきた」

「私は彼が適任だと思って任せました」

「じゃあ達も事情聴取の方に行きますか・・・」

「「「ですね」」」


俺達はこのリビングに向かった

家族が全員集められて居たが、状況は芳しく無さそうだ


「あなた・・どうしてお婆さんを殺害したんですか?」

「は?何を言っているの?

 それよりも私を襲ったはんにん見つけなさいよね!」

「そうよそうよ!可愛い陽菜ひなを襲った犯人はみつかったの!?」


ヒステリックな女の声がした


「そこの人・・・彼女を襲った犯人だけどね。探しても見つからないと思うよ」

「なんですって!?どういう事よ!」

「本当は心当たりがあるんじゃないですか?ねぇ・・陽菜さん」


「そ・・そんなものないわ!変な言いがかりはやめなさいよね!」

「そうだよ。俺の陽菜が怪我したんだぞ?ふざけんなっての!」


「おやおや・・風斗くんのいう通りなんですけどねぇ~。

 犯人はいくら探したって見つかりませんよ

 だって”人間じゃぁありませんからね”」


「お前は何を言い出すんだよ・・・」


「いやいや。本当の事ですって・・ねぇ雷斗。」

「そうそう。”人間の仕業じゃない”って事だよ。身に覚えあるよな?」


そういうと・・・陽菜の体が震えだした


「う・・・嘘よ!あんなの出鱈目に決まってるわ!」

「それってあれか?”座敷わらしの呪い”の事か?」と雷斗が言うと”ひっ!”と悲鳴をあげた


ただならぬ様子の陽菜に向かって


「座敷わらしに襲われた理由に心当たりがあるんじゃないですかねぇ?

 だって・・あなたとそこの男で”お婆様を殺した”んですからね」

「わた・・・私はそんなこと・・・してないわっ・・!!」

「す・・するわけねぇだろっ!」

「そうよ!陽菜が人を殺すなんて!訴えるわよ!」


「おい!白金お前何言い出すんだよ!座敷わらしとかバカにしてんのか?」

「おやおや・・・心外ですねぇ

 人間とは自分が見た物しか信じない生き物ですから・・そのせいですね

 それに、座敷わらしの事はともかくとして・・お婆さんを殺したのは本当ですよ

 死体も庭から出ましたし、凶器も見つかりましたよ」


「「!!!!!」」


「しかも・・毒殺だよ。かわいそうに・・苦しんだんだろうね~」

「本人に聞いてみるのもいいかもな。な、風斗」

「あ!それいいね!呼ぶ?呼んじゃう?」

「呼ぶんなら・・頭骸骨持ってきましょうか?」


「「確かに」」


「あんた達ななのよ!私が殺したってっ・・証拠はあるのっ!」

「そうだ。そうだ」

「え?だから今本人呼ぼうかって話してたのにね~。雷斗」

「まぁな。まだこの辺にいるだろうしな」

「多分いるね。未練あるだろうから」


おいおい・・・お前らなんの話してんだよ!

呼ぶとか頭蓋骨とかなんなんだよ!


「お前らいいかげんに・・・」


「安藤さん。俺達は至って真面目ですよ

 世の中にはね・・・知らない事が沢山あるんです

 俺達はですね、ここで殺されたお婆さんの”霊”を呼ぼうかって話してたんです♪

 だってね~無念の内になくなりましたから、多分まださまよってますよ。きっと♪」

「霊?あんた・・頭おかしいんじゃないの?」


俺もそう思う!これだから無能は・・・

「無能じゃないですよ~」


心を読まれた?まさかっ!

「まさかって・・ぷっ・・今時そのリアクションかよ」

「頭蓋骨借りてきました~」

「おおっ!ナイスタイミングだな」

「じゃあ僕準備しますね♪やっぱり東洋式ですよね~」


「いいですね~日本式の降霊術ですか♪

 じゃあ、私からは鱗あげますね。媒介にいいでしょうから」

「じゃあ、俺からは狼の爪やるよ」

「お?じゃあ俺は稲妻おこしてやるよ」

「助かる!流石雷斗!」


おいおい!本気か?


「先輩・・・この人達頭大丈夫なんですか?」

「よし!準備できたよ~」


そう風斗が言うと四人で印を結んで力を流す

やがて中心に稲妻が走ると一瞬激しく光った・・・

光が収まると、一人の老人がいたのだ


”ここはどこじゃ?”

「ここはあなたの家ですよ」

”おお!確かに・・・おや?陽菜じゃないか・・・

 よくも・・・よくも・・・ワシを殺してくれたのぅ・・・許さぬぞ・・・”

「「ひっ!?」



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