表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1943/2262

1930話 それぞれのやること62

鈴君の師匠




「ねぇ大兄、ズボンのお尻の部分が砂で汚れてるけどなにかあった?」


葉君がスーパーに入る前に気になったようで俺のお尻についた砂汚れを、手で叩くようにして綺麗にしてくれていた。


間違いなく爺さんとの組み手でついた汚れだと思う。ただ素直に話すと葉君が心配しそうだなと感じる。


そもそも待ち合わせの前になにをしてるんだよという話にもなりそうだしな。



「鈴君の格闘技の師匠がこの近くに住んでるんだけど、その人と話してる時に地面に座って話したからその時についたんじゃないかな?」


嘘は言っていない。


「こんなに寒いのに地面に座って話してたんだね。鈴君の師匠さんって少し変わってたりするの?いや、この言い方は失礼だよね」


「変わり者と言えば変わり者だと思うよ。最初に出会ったのも鈴君に紹介されたわけじゃなくてたまたま会っただけだからね。今では俺も色々教えてもらってるよ・・・・・・」


よくよく考えたらあまりよい出会いじゃなかったなと苦笑する。


「人生の先輩ってわけだね。教えてもらってるってことは大兄も鈴さんみたいに投げ技が使えるようになるってこと?凄いよね♪」


「いや、自分は才能がないからって技は一切教えてもらえてないよ。組み手してもらえるくらいかな・・・・・・」


「大兄と組み手って鈴君の師匠さんってめっちゃ強いんだね!」


「いやいや葉君、鈴君に勝てないその師匠に勝てるわけないよね・・・・・・受けるのが専門だよ。最近は投げられたりとかも無くなったけどね。最初は凄い勢いで投げられてたよ・・・・・・」


体に残る衝撃を思い出しながら苦笑する。


本気なのか本気じゃないのかよくわからない人だからな。




ゆっくりのんびり更新します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ