1909話 それぞれのやること41
週末の予定
「ふぁっ・・・・・・」
明日に向けてゆっくり休もうと部屋に戻ったが特にやることもなく無意識に欠伸をしていた。
最近ゆっくり休んだばかりだからまたのんびりする気にはなれなかった。
あちらの世界で訓練することも考えたが山田さんに負担をかけないために明日にしたのに、今日あちらの世界に連れて行ってもらったらなんの意味もない。
これと言って趣味があるわけでもない
はぁ・・・・・・困ったな・・・・・・
時間はあるのにそれを有意義に消化できない情けなさに苦笑していると不意に携帯電話が鳴る。
『もしもし大か、こんな時間に連絡して悪いな。今は問題ないか?』
『問題ないですよ。どうされたんですか斉藤さん?』
『前は時間を作ったのに行けなくてすまないな。今日電話したのは引き継ぎも兼ねて食事でもどうかなと思ってな。もちろん用事があるなら問題ないんだが』
『大丈夫ですよ。それに予定を変更したのは俺の方なんで申し訳ないぐらいです。ありすさんにも迷惑をかけてしまって』
『ありすのことなら問題ないさ。久しぶりにお前と会えて嬉しそうにしてたぞ』
冗談でもありすさんにそう思ってもらえるなら嬉しい。ただ俺とありすさんとじゃどう考えても釣り合わないから想像するのも難しい。
『それならよかったんですが・・・・・・』
電話越しに苦笑する。
『それでは今週末ということで分かりました』
斉藤さんと週末の約束をして電話を切る。
不意に決まった予定だったが時間はいくらでもあるので誘いを受けることにした。
ありすさんとありさちゃんも誘うって言ってたけど、どうなんだろうと考えながら予定表に記入した。
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