1907話 それぞれのやること39
二人で
「もしよければ葉君も一緒に山田さんと資格の話をしに行かないかな?遅かれ早かれ山田さんとはその話をしないといけないし、さっきの話じゃないけど一緒に聞いたほうがいいよね?」
「うん、行くよ!一緒に行く!でも山田さんにまた負担をかけちゃうけど大丈夫かな?山田さんはいつも問題無いって言ってくれるけどやっぱりね・・・・・・」
確かに葉君の言うことはあっている。
前もって山田さんに言うこともあるけど、当日に電話して会うことは結構多いような気がする。
あちらの世界で寝ているのは疲れているせいだと思う。
自分に置き換えたら大変だよなと今更になって考えているのは遅いよなと苦笑する。
『はい、明日ですか?問題ないですよ。資格のことですね。分かりました。それでは二人の予定だけ聞かせてもらえれば特に問題はないので、はいそれでは』
山田さんとの電話を切る。
いつもの調子でいつものように答えてくれた。
「今日でも大丈夫そうだったけど明日にしたよ」
「うん、それがいいと思う。明日も結構急な話だとは思うけど山田さんがいいなら甘えちゃおう」
葉君と一緒に明日山田さんに会うことを決めた。
資格を取ればお店の経営に向けてまた一歩進むことになる。経営のことは分からないことばかりだけど立ち止まるわけにもいかない。
「二人で頑張ろう葉君」
「うん、一緒に頑張ろう大兄」
左拳を差し出すと葉君が右拳を重ねてくれる。
さっき同じようなことをしたなとなんだかおかしくなって笑ってしまった。
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