表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

天使の仕事

前回来てから一週間後、ノアは宝クジ売場の前にいた。

「これ確認してもらえますか?」

売場の女性が笑顔で答えてくれる。HP-1(残り29)

「お預かりします。」

「あれ、先週と違う人だ。」

奥に先週の天使さんが見え、会釈する。

「おめでとうございます。高額当選されてます。」

「えっ?」

「先週も高額当選されてましたよね、すごいですね。」

女性の目がキラキラしているのを見る。HP-1(残り28)

この人も天使さんだったのか。

「天使さんの目、綺麗ですね。」HP-1(残り27)

「天使さん!?……当選券とこの証明をもって指定の銀行窓口でご提示ください。」

先週は興奮してしまったのでちょっと落ち着きが出来た。

「ここは天使さんのお住まいなんですね。」

女性が少し変な顔をする。

「ここには住んでないですよ。お仕事ですので。」

「幸せをくれる仕事って素敵ですね。」HP-1(残り26)

「みんなそんなに当たらないですよ、あなたが特別なんですよ。」

「俺が特別……!?」

俺を特別あつかいして幸せをくれたんだと思う。HP-5(残り21)

「ここは夢を売ってますので。」

「俺にはあなたたちとの出会いが夢のようです。」誤爆HP-2(残り19)

少し興奮してしまう。

女性が口元を隠し笑う。HP-1(残り18)

「来週分はいいですか?」

「忘れるところだった。」

「これください。」

自然な笑顔がアクリル板で際立つ。HP-1(残り17)

「はい、次もあたりますように。」

女性がクジ券5枚を返してくれる。

「ありがとう、お仕事頑張ってください。」

「また来週も来てくださいね。」

そう言った後、女性が少し目をそらす。

「はい、また来週来ます。」


女性の思考

出会いが夢のようって…。

来週も来てって言ってしまった。


「銀行…、個室…。」誤爆HP-2(残り15)

自転車で家に帰る、壁の鏡で頭の上のHPを見る。

「15か少し慣れたかな。」


〈超勘違い〉

天使さん二人で交代交代なのかな。

あそこは住んでないって、やっぱり天使さんなら雲の上だったりして。

俺だけ特別あつかいして女神様に怒られないかなぁ。

怒られたらゴメンしとかないと。


HP1回復(残り16)


〈超妄想〉

いやぁー特別って嬉しいなぁ。誤爆HP-5(残り11)

「あなたが特別だよ。」

「女神様に怒られてないの?」

「えへっ、ちょっと怒られた。」

「ゴメンしてね、そのお詫びに何かするよ。」

「じゃー御飯食べに連れてって。」

「何食べたい?」

「そこの回転寿司!サビ抜きで。」HP-1(残り10)

「行こう。」

女性の手を掴み歩く。誤爆HP-15(残り0)

……プツン。


……天使の仕事※特別扱い(自称)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ