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ロンドの決意

早速、OTが彼に質問した。「私たちは軍属の立場だから、戦場に留まれるけれど君は民間人だ。できれば安全な場所に移送したいんだけど、それでもいいかい?」その言葉に対して 思案を巡らせているような表情をしばらく続けた。「何を考え込んでいるんだろうねぇ。」 集まったうちの誰かがそう呟いた。 十分ほど沈黙が続いた後、彼は決意を述べた。 「みんなの意見はわかるけど僕はここに残る。父さんたちが命をかけている。だから近くで状況を知りたい。それ以上に許嫁のアリーシャが心配。それにここで逃げたら後で絶対後悔する。」文字を選択している時に結婚相手がいたことに対して、疑問が生まれて周囲はざわつきに包まれた。「そんなの合理的じゃない。」そう誰かが口を滑らしたが、それに構わず、俺は彼に問いを投げかけた。「それは君が命をかけてでも達成したいことなのかい。」彼は先ほどと違い、すぐに答えを出した。「そうだよ。」「よし、そこまでいうなら共に行こう。ただし条件がある。それは君に護衛をつけることと、最前線からは離れた位置で待機することだ。守れるかい?」「うん」ロンドはそう答えたが、周囲にいた医療スタッフが口を挟んだ。「そんなこと、彼の容体からしてあまりに無茶で危険すぎます。電動車椅子連隊の連中は戦闘に巻き込まれても自衛できるけど彼は違う。ただでさえ、痙縮とアテトーゼが酷くて体力を消耗しているというのに、軍事行動に随伴させるなんてことそんなことは承服できません。」それを聞いた俺は先ほどからの鬱憤を爆発させた。「 ちょっと今の発言はどうなの?主体性を尊重するのが、我々の役目ではないか。それならば無理と決めつけないで、、、」 そこまで言いかけたところでロンドが言葉を被せた「みんな心配してくれてありがとう。ただ、どんなにリスクがあったとしても僕はこの戦いを見届けたい。いつか統治する側になった時に民衆にとってこの戦争がどんなものであったかをこの目に焼き付けておきたいんだ。」その言葉に対して、否定できる人間は誰一人としていなかった。


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次回の投稿予定は5月4日です。

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