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4 今日は理不尽だらけ

精油を使ったハンドクリームやリップクリームを作り、オットーさんやサムさんに怒られたりしながら過ごした。


「みこと、パン食べたくない?」

「食べたいね。菓子パンここにないし。サンドイッチとかハンバーガーも。」

「お、いいね!きっとみんな食べるよ!いっぱい作るか!」


二人ともいろいろなパンが食べたくなったので、「今日のご飯会は、パンにしようと思います。なのでパン生地をもらって作りたい」と、コーディさんに言いに行った。すると、「それなら今日のご飯会の前にそっちに行く。とりあえず、たくさん持っていく」と連絡が来たので、中の具を準備して待っていた。


マヨネーズや、ホイップクリームを使うことにしたので、泡立て器が必要になり、ともくんは急いで電動の回路を作ってくれた。そして、私とコーディさんの2本の電動泡立て器を完成させてくれた。

おかげでマヨネーズが簡単に作れて、ホイップクリームも簡単に作れたので、卵を混ぜたり果物を切ったりした。魚はあまり流通していないのでツナは諦めた。

ハンバーガーも作ろう、となったのでハンバーグも焼き、甘辛いタレも作って待っていた。


用意ができた頃、コーディさんが来たので一緒にパンを焼くことに。説明をすると、いろいろ怒られたがとりあえず作ることにしてくれた。

中に入れたい、上に乗せたい、挟みたい、こんな形で、と、いろいろ注文をつけたら、無表情で次々と作ってくれた。

コーディさんは、マヨネーズやホイップクリームを作ると「美味しい」と言いながら怒る、と言うとても器用なことをしていた。


焼き上がって並べたり準備が終わった頃、アローさんとサムさんが来た。

テーブルの上に焼き上がったパンを並べて、さぁ食べましょう!となったのだが。


「「おいっ!なんだこれは!!」」


と怒られた。コーディさんはそらみたことか、と笑っていたけど。全くもって理不尽だ。


マヨネーズが料理に使えると言ったところ、「先に言え」と言われ、電動泡立て器と共に「全てお任せします」と言ったら、マヨネーズとホイップクリームだけはコーディさんが請け負ったくれることになった。

でも、電動泡立て器は、自分たちで責任を持てとのことだ。そして、怒られた。

なので、電動泡立て器はともくんが特許申請をすることに。

後日、オットーさんに「またですか。でもまぁ、お好きなだけやってください。がんばります!」と呆れられたが、笑っていた。


パンはコーディさんの知り合いのパン屋さんに作り方を伝えてくれるらしい。

権利はいらないのでいろいろな種類を作って欲しいと、頼んでもらうことにした。

食パンの型を作って食パンが欲しいとも伝えた。

薄く切って2枚の間に卵やチーズ、ジャムなどを挟んだり、ハンバーガーの中身を挟んだりできるよ、と言うと、とうとう呆れられた。

その名前は?と言われたのでなんでもいいんじゃない?と言うとパン屋に任せることになった。


他にも食パンの食べ方があるんじゃないか、と言われたので、ピザトーストも伝えたところ食べたい、と言われたので、余ったパンを薄く切ってからチーズやら野菜を乗せて焼いた。

「「「これも美味い!」」」

美味いが、と怒られた。

聞かれたから答えたのに。

今日は理不尽なことばかりだ。


後日、コーディさんはパン屋さんに伝えに行き、売り上げが伸びたと随分と感謝されたようだ。

そして、食パンとハンバーガーのパンに関してのみ、特許申請をしたらしい。

クロワッサンを伝えたら怒られるかもと思ったが、コーディさんに伝えておいた。

コーディさんには「まとめて言え。特許申請が大変なんだから」と言われたけど。


電動泡立て器は、サムさんが売り出し、料理人がこぞって求めたらしい。

ついでにだれかマヨネーズ作って売ってくれたらいいのにね、とサムさんに言ってみた。

コーディさんと相談だな、と笑って言っていたので、いつか売り出されるかもしれない。

待ち遠しい。


パンの種類が増えたらケーキが食べたくなったけど、言えばさらに怒られそうなので、また今度にしようかなと思った。美味しい果物がたくさん出始めたら作るのもいいかも、だれかの誕生日とか、お祝いとかあればその時にでも、と。


なんだかんだと結局食べるのに、怒られるのはやっぱり理不尽だなぁと思ったのは、ともくんと私の秘密だ。




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