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ロイロの日常  作者: 寸劇
第二章 いつも通りの 夏
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幽霊と少女 夏の思い出

夏休み―俺は部の引退試合も終え…次に迫りくる大学受験に備え、受験勉強に精を出していた。

まぁそんな勉強漬けの日々だと、精神が持たないので…部屋で一人、アイスを口に咥えながら床に寝転んでいた。

あと二週間弱残っているが、皆勉強のため暇じゃないらしくクロエ嬢も一学期の終業式以来、本当に何の連絡も取っていない。

俺は宿題は最初のうちに本気出すタイプだから、

もう終わらせておいたのだ。だからやることが見つからない。

それにしても暇だ。妹は先に実家に戻っているし

弟は小学生最後の夏を楽しむため友達とプール。 両親は仕事。俺だけか?こんな夏を過ごしているのは!

真夏日の夕方。汗が首をつたり、床に落ちる。

うるさくも感じる蝉の声が俺を奮起させたのか、違うのかはどうでもいいが急に、さて 勉強でもしようかそう考えたその時、机の上に置いておいた携帯の着信が鳴る。

椅子に座り確認すると、ハリーからだった。

「やほ。明日実家に帰るんでしょ?」

「まあなー。お前もだろ?」

数分遅れて既読がつき、返信も返ってくる。

「そうだよ!だから来て! 待ってる。」

おねがい♡と書かれたクマのスタンプ。

最近流行ってるのか、妹もストラップを持ってる。

「そーいや あいつも持ってた気がするな…って返信 しなくちゃあな。」


「おうよ。」

「絶対ね! あ、ショウ一人で来て。」

…?何故だろうか。絶対多い方が楽しいのに。

「分かったよ。」

「じゃあ…また明日くわしく連絡する。」


暑い日差しが窓から差し込んでくる。

だが 陽は着々と落ちていく時間帯が早くなる。

まるで、夏の終盤を告げるかのように。



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