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ロイロの日常  作者: 寸劇
第三章 過去に浸る 夜
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深夜と少女 去年の夏の思い出

俺がまだ二年生だっけな。去年だからそうなんだろうけど、その夏休みの話。


まだまだ暑い夏の日だった。先輩が部活を引退し次は俺たち二年生が引っ張っていく番。

しかも俺は部長の座についたからか、部活動に熱心に打ち込み、へとへとになって帰ってきた。

そんな毎日。


その日は丁度 学校の方が休みだったか、何だったかですべての部活の停止日だった。

だから他の部活の友人でも誘って遊ぼうか。そう考えていたとき。携帯が鳴る。

「もっしー、ショウ。あんたさ、暇でしょ」

「え、あぁ、暇だけど、なんか用?」

「用がなくて呼ぶのは、馬鹿のすることだと思っている。」

「それは、偏見だ。で、何なんだよ」

「あのさー私、噂を聞いちゃったんだ。心霊系の。どう?行ってみない?」

「んー…」

確かに暇だから別に行ってもいいんだけど、友達と遊びたいのもあるんだよな。

「あのさ、それっていつから?」

「そりゃ、夜でしょ?普通に考えろ。」

「さーせん。多分行けるけどよぉ…具体的にはさ何時頃?」

「夜の二時。」

うーわー。ベタなの来たー!

「ああ…何とかするよ…」

「よろしくねぇ。あと、少し肌寒い所に行くから、その対策も忘れずにね。」

「はいはい、さいならー。」


これが、俺と女子バレー部部長レーゲと二人での最初で最後の肝試し。

勿論、それ以降は大人数で行くことが増えた。

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