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ナンダカ使う気になれない英語表現たち  作者: あみれん


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16/18

EP:16 fly with

It didn't fly with the customer.


これは、あるシステム開発のプロジェクトで、私達のある提案が顧客に受け入れられなかった時に、海外の同僚の一人がこう伝えてきました。


この時、私が知っていた fly の意味は、もちろん「飛ぶ」「飛ばす」です。

なので、同僚の言葉を聞いた時の私は、当然「え?それって、どういうこと?」だったのです。


それに対して、他の同僚達は無反応、というか、やっぱりね、といった表情でした。

それを見て、ああ、上手くいかなかったんだな、と察しはつきました。


私は隣に座っていた同僚に、

Didn’t the customer accept our proposal?

と聞きました。


No.


彼の返事です。

ということは、


It flew with the customer.


だったら、”顧客は私達の提案を受け入れた”という意味になるはずです。


感覚的に、flyに関しては、”無事に飛び立つ”=「上手くいく」とイメージすれば、「didn’t fly=上手くいかなかった」と、なんとなく飲み込めそうです。


でもなんで with ? という疑問が残りました。


仮に“顧客に提案が届いた”ことを意味するなら、


It flew to the customer.


の方が良くね?

なんて勝手に思ったのです。

更にですよ、後で調べてみると、 fly のこの用法は、


That won’t fly.

It didn’t fly with them.

That idea isn’t going to fly.


のような否定形で非常によく使われる表現らしいのです。


……え〜、なんで、なんでぇぇっーーーー?!


よっしゃ、じゃあ、徹底的に調べてみるか! とはならないのが私であります。

ま、意味は分かったけど……

でも、やっぱりナンダカ使う気になれません。

もっと分かりやすくて、言いやすい他の言い方に靡いてしまう私なのです。


Maybe my English wouldn’t fly?

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