EP11: -s ー その2
私は仕事で英語を話す機会があるので、少しは英会話の勉強もしています。
とはいえ、私の英会話の相手である仕事仲間の皆さんアジアのお国の人達。つまり、英語のネイティブ・スピーカーではありません。
そして、私の英会話レベルも全然大したことありません。
なので、ネイティブのように話したい、なんてこと全く考えておりません。
私の英会話の勉強の方針はこんな感じです。
◼️意味が伝わること
◼️失礼にならないこと
◼️ダラダラ話さず、簡潔に話すこと
◼️勉強の効率をできるだけ上げること(勉強時間は1日30分程度)
勉強は、この方針に合った便利な英語表現を覚えることが中心です。
自分が英語で言いたいことをネットで調べたり、AIに尋ねたりする毎日なのですが、その中で時々出会うんです。
「定番みたいだし、便利そうなんだけど、ナンダカ使う気になれないなぁ……」
そんな英語表現たちに。
「何でなんだろう?」と考えながら、あれこれ独りごちるのが、このエッセイです。
でも皮肉なことに、そういう表現ほど忘れなかったりするんですよね。
使わないのに……。
投稿はチョーのんびり不定期で〜す。
今回も”-s”です。
Our client praised her extensive experience in IT engineering and the unique experience”s” she shared during the presentation.
同じ experience という名詞が、不可算名詞として使われる場合と、可算名詞として使われて、複数形として “-s” が付く場合の例です。
私の場合、不可算名詞として覚えた単語は、”-s”をすっ飛ばしてして話すことが多々あります。
結果、正しかったり、正しくなかったり…
何故でしょうか…
それは、どういう場合に”-s”を付けるべきか否か、この感覚が染み付いていないからです。
なので、「基本、不可算名詞だから、付けない方が無難だろ」なんつー、全くもって安易な対応に寄せてしまうのです。
何故、『her extensive experience』で『the unique experience”s”』なのでしょうか?
AIに聞いてみました。
要約すると、
『her extensive experience』は、彼女がITエンジニアとして積み重ねてきた「経験」全体をマルっとひとまとまりの経験値として説明している。
だから不可算名詞。
一方、『the unique experience”s”』は彼女が経験してきた個々の様々な「出来事」を指している。
だから、可算名詞。
ということでした。
このことから例文の構造を解析すると、彼女の『the unique experience”s”』という”可算名詞達”の積み重ねが『her extensive experience』という彼女の広範囲な”経験値”という”不可算名詞”を裏付けている、そう読み取れると思います。
ん?、でも、だから…ナニ?
役に立たニャイ。
そうだ!これ、ひょっとして前に付く形容詞とのコロケーションで判断出来るのでは?
で、再びAIに聞いてみました。
そういう場合もありますーー
うーん、どうしよう。
今のところ大きな支障はないけど、なんか悔しいし、身に付ける何か良いアプローチはないものか…
これ、英語と日本語、というか、かなり大袈裟に言うと、西洋と日本のモノの捉え方の違いが根っ子にある気がします。
どう違うか、はまだ上手く説明出来ません。
ちょっと話はそれますが、ITエンジニアリングの世界には、「オブジェクト指向」という、日本に輸入されたコンセプトがあります。
本筋ではないので、詳細な説明は省かせて頂きますが、簡単に言うとモノの捉え方の概念の一つです。
私は、初めてこのコンセプトに触れた時、びっくらこいたのです。
こんなモノの見方があったのか!と…
この可算名詞と不可算名詞も、そういった深い概念を理解しないと…いやいや、そんな事はありません。
アメリカの小さな子供達は、そんなこと教えられていないはずじゃー!
それでも正しく使い分けているはずじゃー!
よし、こうなったら筋トレだ!
って……筋トレかぁ……またナンダカ…
でも、次回も懲りずに”-s”のお話しでーす。




