93話
私達とスズラン姫は良い関係を続けた居たがある日突然スズラン姫が国に戻ると言って来た。
「スズラン姫今まで色々と手伝って頂きありがとうございました」
「お姉様……帰ってきたら駄目ですか?」
「何時でも戻ってきて来て良いですよ」
「少し真面目な話ですが、私の国で戦争反対派や戦いたくない人たちを貴国で保護してもらう事は可能ですか?」
「スズラン姫には色々とお世話になりました。私のできる範囲なら何でも受け入れますよ」
「本当ですか?!では何か有った場合はお願いします」
そうして帰ってから数週間ペスティサイド国では内乱が起こった。
「ミモザ……スズラン姫大丈夫かな?」
「帰る時に言ってた言葉も有るし反戦派を連れて帰ってくるかもね……もし危なそうなら助けに行かないと」
時間は過ぎて行くが何も連絡は無かった。一応こちらからも出来るだけ情報収集はしていたが国の中枢でどうなっているのかは分からなかった。
一月後国境に亡命希望者が現れたと連絡が有り私が転移魔法で国境まで行くとそこにはスズラン姫が居た。
「お姉様……また会えましたね。私とその仲間たちの亡命を認めて貰えませんか?」
「国の事はもういいのですか?」
「はい大丈夫です!」
「分かりました亡命を受け付けます」
「ありがとうございます!これで私もサクラお姉様と同じ国の人間ですね……」
「そうですね。これからも仕事手伝ってくださいね」
「と言う事で、旧ペスティサイド国はお姉様が統治してください。私も手伝いますから」
「?」
「ペスティサイド国の代表はここに来るまで私でしたので、すべてお姉様に渡します」
「どういう事?」
「兄たちの統治は反対派が多く国が分裂しかけていたので私が纏めて頂いてきました。でもお姉様が統治した方が絶対良いのは分かっているのでこのままお渡しいたします」
「そんな物では無いのですから……本気ですか?」
「本気ですよ。皆の賛同も得ています」
「……分かりました。それが皆の考えなら受け入れます。でもスズラン姫にも手伝ってもらいますよ」
「もう国を捨てたので姫では有りません。スズランとお呼びください」
「分かったわ。スズラン……一緒に平和な国をつくりましょう」
と言う事でペスティサイド国は消滅した。混乱が少なかったのはスズランが優秀であったこととこれ以上の混乱が起こって欲しくないという国民の意思が有ったからかも知れないが詳しくは分からない。
だがこのペスティサイド国の消滅は近隣国に大きな衝撃として伝わって行った。
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




