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妹に呼ばれて異世界へ  作者: 神戸近区


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85/87

85話

 土地は自由に使っていいとの事だったので私は土魔法で家をつくった。

「簡易ですけどこの家に住んでください。窓とかは無いけど今の建物よりはいいと思いますので」

「……今何が起こった?」


「仮設の住む所をつくりました」

「……俺達に家を買う余裕はないぞ」


「魔法で狩につくっただけですからお金は要りません。皆が元気になったら新しい家をつくってそちらに住んで下さい。それで治療もしますね」

「わかった……」


 住民達は今何が起こってるのか分からないという感じで見てるだけだったが、病人を魔法で治療して行くと皆も急いで手伝い始めた。

「これでここに居る人は全員治療が終わったと思うけど……」

「確かに全員助けてもらった。ありがとう……報酬だけどいつ渡したらいいか?」


「……そうですね。もし困った人が現れたら親切にするって事で良いですか?」

「はい?」


「この辺りで困ってる人が居たらその人を助けてください。それが私たちへの報酬って事で」

「いや、でもそれではお前達への報酬には……」


「こんな生活に困ってる状態で盗賊にでもなられた方が困ります。とりあえず今は移住するか生活を整えてください」

「わかった。ありがとう」


「それよりこの辺りでの狩りは自由にしても良い?」

「してくれて構わない。俺達も手伝う」


「今は治った人の様子を見ていてください。私たち狩りには自信有るので」

そう言って私達は魔法で探索し獣と思われる反応に向かった。


「ツバキ様……今日は何も言わないのですね」

「サクラがどうしたいのか興味が有ってね」


「私の行動って変ですか?」

「変じゃないと思うわ。でも相手がどう感じるかは私にも分からないからね」


「ツバキ様が変じゃないって言うなら大丈夫だと思います」

「それより、この先に……少し大きめの獣が居るね」


「これを倒して皆で食べようかと」

「そうね。いい考えだと思うわ」


進んだ先に猪が居たので剣で倒した。倒した後は皆の所に戻り皆で仲良く解体し食べた。

「食事まで……ありがとう。ここには何もないがもう時間も遅いから泊って行ってくれ」

「私達はもう行くわ。この肉も良かったら食べて。こんなに運べないから」


「運べないって……猪を持ち上げて持って来たのに?」

「今は栄養が必要なのです……それに私達には今から行くところが有るので」


「……すまないありがとう。約束は守る、困った人を助ける」

「そうしてください。では私達はこれで失礼しますね」


 そのあと少し歩いてから私達は転移で街に戻りミモザたちと合流し温泉に向かった。

「サクラ今日は何か有ったの?」

私が今日有った事を話すとミモザは

「この街に連れて来たらよかったのに」と言った……。

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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