80話
仮眠後頑張ってダンジョンの10階まで到着した。
「10階まで来たのでここに拠点をつくりましょうか」
「そうね……この調子ならもう少し進めそうだけど……ここに拠点は私がつくるから街に戻って応援が欲しいと言って来てくれる?」
「あれ?私だけが戻るのですか?」
「変な所で仮眠したし、ここは私だけでも守れるから……今日は街に戻って無いし何か報告有るかもしれないよ」
「そうですね分かりました……応援なんですが何人くらいいた方が良いですか?」
「そうね……とりあえず後20人も居たら良いかな?また後日迎えに行くのは私が行くからそれだけ伝えておいて」
「分かりました。あと20名ほどですね」
「お願いね。多分2~3階戻ったら転移魔法使えると思うから」
「では行ってきます」
「気を付けてね」
私は8階まで来て転移しようとしたがダンジョンの魔力に反発されて出来なかった。7階まで戻り転移するとなんとか街まで転移できたのでミモザの所に向かった。
「ミモザ、20名ほど兵士を増員できる?」
「出来るけど……明日でもいい?」
「そんなに早く?」
「希望者が多いのよ。明日の昼にはここを出れるように用意するわ」
「ではそれでお願いするね。お迎えはツバキ様が来るから。私はまたダンジョンに戻るけど何か急ぎの用は有る?」
「無いわね……明日も戻らなくても大丈夫だと思う……数日で解決できそう?」
「多分そんなに深くまではなさそうなんで終わるとは思うけど……私もダンジョン攻略なんて初めてだから」
「ダンジョンにレベルアップのために通ったことは有るのにね」
「そうだね。ツバキ様曰くはそんなに大きなダンジョンではないらしいから。応援着いたらすぐに終わるかも」
「そう期待しておくわ。サクラが危険な所に行くのは本来反対なのよ……でも強くなるため、近くの住民の為には必要だから」
「ありがとう。無事に帰ってくるから……行ってくるね」
私は再度ダンジョンに転移した。
転移してから急いで10階まで行きツバキ様に明日昼には増援が準備出来ると伝え、私も拠点防衛のために戦った。
「サクラ、久々なのによく動けているね」
「ツバキ様って何でそんなに簡単そうに敵を倒せるのですか?」
「私は慣れてるから。そろそろ兵士達にも戦えわせて戦闘に慣れて貰わないと」
「そうですね。私達だけ戦っても仕方ないですね」
適当に魔獣を減らしてから、兵士たちと交代して私達は後方で待機した。
皆まだ魔獣相手に戦うのは最初は緊張していたけど、数を減らしていたので1対多数で戦えたので負傷者も少なかった。




