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妹に呼ばれて異世界へ  作者: 神戸近区


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78/87

78話

 ダンジョンは見つからなかったけど、魔獣を倒した夜に街まで戻ってミモザを誘うと喜んで一緒に来た。

「温泉と、魔獣の肉!今日は最高ね」

「ダンジョン探してたら偶然見付けてね」


「偶然見つけて無事に倒せるのが凄いよ……私もまだ普通の魔獣に会ったら倒せる自信が無いわ」

「ツバキ様がみてくれてるから安心して戦えたの。一人だと私も怖いよ」


「もう既に一人で複数倒してるのに?」

「そうだね。でも次に何と出会って勝てるかは分からないよ」


「確かに相手を選んでこちらが有利に戦う事なんて難しいよね」

「強い敵なら逃げるかもしれないし、複数の敵に囲まれるかもしれない……でも今日は勝てたから美味しいお肉を頂きましょう」


「そうね。明日以降の燃料補給しておくね」

温泉の後焼肉を食べて満足できたが……今日倒した肉の量より食べた肉の方が多かった……。


 翌日もダンジョンを探したが見つからず、1週間ほど経過しもうこの辺りには無いのかと思っていたら発見した。

「ツバキ様、考えていた場所の一番遠い所で見付かりましたね」

「そうね。……今日から最低でも数日はダンジョン攻略になるだろうから……ここはサクラの領地?」


「多分そうですが……ポイントですか?」

「そう。ここに滞在するのに拠点が欲しい。攻略できた後も定期的に確認した方が良いから」


「分かりました。……どんな建物が良いですか?とりあえず頑丈な家?」

「最低限の攻撃に耐えられるなら何でもいいわ」


「やってみます……」

私は頑丈な家と壁をポイントを使ってつくった。

「頑丈そうな拠点ね。良いと思う」


「拠点……そう言われると言えというより拠点って感じですね」

「一旦街に戻ってミモザたちにも報告しようか。出来たら兵も数人は連れて行きたいし」

私達は転移魔法で街に戻りミモザたちに会った。


「そうしたの?今日は帰ってくるの早いね……」

「ダンジョンが見つかってね。……あの温泉から少し離れた所で」


「それは……兵は何人くらい必要ですか?」

「出来たら10人は欲しい」


「そんな少なくて良いのですか?」

「最初は偵察だから人数多すぎる方が動きにくいのよ」


「と言う事は後日増やすと言う事ですね」

「そうね。まあその人数で攻略できるダンジョンだったらいいけど……あの魔力の量から考えると多分そんなに深くは無いと思うわ」


「ツバキ様はそんなことまで分かるのですか?」

「一応もうダンジョンは数十か所以上見付けて来たからね。私一人で攻略したことも有るし。でも何事も例外って有るから出来るなら安全を考えて行動したいの」

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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