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妹に呼ばれて異世界へ  作者: 神戸近区


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77話

 翌日以降旅をしながらダンジョン探しが始まった。

「この辺りでも魔獣の目撃情報が有るから、ダンジョンのある可能性は高いと思うよ」

「必ず有るとは言えないのですね」


「そうね、単純にその辺りまで魔獣が来ただけという可能性も有るから」

「一応ダンジョンで魔力が発生して、ダンジョン内の魔獣を食べた獣が魔獣化する確率が高いのでしたっけ?」


「そうよ。だから魔獣が居るとダンジョンが有る確率が高いのよ」

「温泉からも近いですし安心して遊びに来るにはダンジョンの位置を把握しておいた方が良いですね」


「入浴中に魔獣が来たら嫌だよね」

「そうですね。でもどうやったらダンジョンって見つかるんですか?」


「他のダンジョンでもそうだけど近くに行ったら魔力を感じるから分かるわ。特にまだ誰も攻略して無いダンジョンは魔力量が凄いから簡単に分かると思う」

「そう言えば他のダンジョンでも魔力を感じますね。では歩くだけで見付かる確率が有るって事ですね?」


「そうね。だから今歩いているのだけど……この辺りには無さそうね」

「まあ無い方が良いという考えも有りますけどね」


 私達は数日間歩いて温泉から少し離れた森の中に居る時魔獣の反応を感じた。

「ツバキ様居ますね」

「大きさ分かる?」


「どうやったら分かるのですか?」

「確実ではないけど相手が発する魔力の量で分かるよ」


「……そんなに多くなさそうですね」

「そうね。でも一応言っておくとこれは必ず分かる訳では無いから油断はしない方が良いよ」


「参考にします……そろそろ相手が見えそうですね」

「……見えた。狐の魔獣ね……任せても良い?」


「はい。行ってきます」

私は体を魔力で強化して剣で出来るだけ毛皮が傷付かないように切って、その後解体した。

「サクラも魔獣の対処慣れて来たね」

「そうですね。もう魔獣は何頭も倒してますから」


「慣れた?」

「……まだ正直切る瞬間の感触は気持ちいい物ではありません……が放置すると危険ですから」


「そうね。それに命を無駄にしないように肉は食べ、骨や皮も利用するからね」

「そうですね。無駄にしないようにこの肉食べましょうか?」


「そうね……近くに大きな獣は居なさそうだしここで食事にしましょうか?」

「今日温泉にミモザも誘って入浴後焼肉するのも良いですね」


「そうね。不思議と連続で食べても魔獣の肉って飽きないよね」

「魔力が入ってるのが関係してるのかな?」


「何ででしょうね?……とりあえず食べたら食後の運動を兼ねてダンジョン探しの続きをしましょうか?」

「了解!」

私達は魔獣の肉を焼いて食べた。

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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