↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移したのに程々にしか強くねぇ。  作者: 魚ハンバーガー
序章
40/44

大貴族との面会

...明日も投稿スィマースとか言った手前、申し訳ありません。

明日、明後日も投稿予定です。

人口六十万、この世界では国の五本指に入る大都市ヴェルドゥー。

そのヴェルドゥーを領都とした、ヴェルドゥー公爵領。

国に四家しか無い公爵で、王都の北にある全ての貴族家とその領土を管理する、さしずめ辺境伯のような立場にある由緒正しい名門家だ。

そんな国家的人物にして大富豪の前に、今、俺は居た。


「きょきょきょ今日はたた大変ご機嫌麗しゅう御座いましゅ、ルーカス=ノルズ・ヴェルドゥー公爵様」


か、噛んだ...!!

や、やばい、どうしよう、死刑か!?

そうなったら、別の国に逃げるしか...

確か、東の国ではパンの代わりにライスを食べるのが主流とか...

その、いつかは米が食えると言う安心感が、今まで米食を我慢できた理由だが...もしかすると、想定より早くお米を拝むことになるかもしれない。


「......はっはっはっはっは!!こんなに緊張したものと合うのは久しぶりだな!!少し肩の力を抜けい。なに、少々噛んだくらいじゃなんとも思わんぞ。ってか表を上げい。」


そうして、やっと直視したルーカス侯爵は、何ていうか、イケメンだった。

髪は金が混じった灰色だがふさふさしていて、髭と口髭もきちんと手入れされながらも豊かに蓄えていた。

そして、大男だった。

凄い圧を感じる...これが、財力の力!?


「だからそんなに固くならなくてもよいと言っておるだろうが。あのな、儂も昔は冒険者だったのだ。魔大陸に続く道があるユーランド王国北部を守る公爵として、十六から当主になるまでの間ヴェルドゥー家の跡継ぎは皆冒険者として社会常識と強さを磨くのだ。現に、儂の息子と孫はまだ現役で冒険者をやっておる。」


「へーっ、そんな事が...あ、失礼!?」


「だから良いと言っておろうが。昔、そこにいるローグ達と臨時パーティーを組んだとき、一生分の暴言を聞いたしな。」


「ローグさん、バッカじゃないですか!?」


「うるせぇ!!当時はただの同年代で鼻に付くイケメンヤローだったんだよ!!」


何と言う命知らず!


「まぁ、それも良い。もう昔の事だし、今となってはあれも貴重な体験じゃった。それよりだ、ゲントよ。よくぞ我が街をグレーターアースドラゴンの脅威から守ってくれた。」


「は、はいっ!有難う御座います!!」


「うむ。では、何か欲しいものは無いか?」


「え?」


「褒美を遣わす。好きなものを言え。王国で手に入る物なら余程の物じゃ無ければ手に入るぞ。違法物はダメじゃがな。」


いや、褒美を遣わすって言われても...

鎧はまだ大丈夫だし、剣もローグさんからストラネーゼ貰ったし...

それ以外で冒険に必要な物なんて...金ぐらいしか思いつかないな。

でも、それだとダタのガメつい守銭奴だしな...

うん、ここは無難に。


「冒険者等級を上げてください!」


「それは俺がやる!こんなところでバカなこと言うな!」


即座にローグさんに下げた頭を叩かれた。

それならそうと、早く言っといてくださいよ!


「フハハハハ、本当に噂通りだな。だが、遠慮をする必要は無いぞ?もしもお主がグレーターアースドラゴンを倒せていなくとも、我が騎士団が倒せただろうからな。」


「え、そうなんですか!?」


「うむ、だが、その場合街と騎士団に多大なる被害が及んだだろう。要するに、今回の褒美はただその分の被害を被ってくれたお礼だ。さ、好きな事を願え。」


願え、か。

...自前の能力があるしな...

本当に願う物がないんだよな...


「何も要りません」


「だから本当に遠慮は無用と...」


「いえ、ですから俺は本当に今の状態で満足なんです。今は、何も欲しいものは有りません。」


「.........クックック、ファッハッハッハッハッハ!!!本当に面白い男だな、ゲントよ!気に入ったぞ。もしも何か欲しい物が出来たら、また儂の所を尋ねろ。だが、それまではルーカス=ノルズ・ヴェルドゥーはゲントの味方としよう!何かあれば、儂が後ろ盾になってやる。この国で起きる大抵の事なら、儂がどうにかできるからな。まぁ、今はは平和だからその何かが起きる可能性も低いがな。」


「...!は、はい!有難う御座います!」


な、なんかよくわからないが一番良い答えが出たような気がするぞ...!?

スポンサーが出来たようなものなのかな?


「それでは、また合うのを楽しみに待っておるぞ、ゲントよ。」


「ありがたきお言葉ー」


「ふざけるんじゃない、小僧。」





ヴェルドゥーは、ルールリアンの街からは真西に位置する。

そして、次行くのはヴェルドゥーの真北に位置し、魔王との前線拠点にしてグレーターアースドラゴン等のA級の魔物が闊歩している魔境に出来た街...バルべディッシュ。

世界で最もA級冒険者が在住していて、同時に世界で最もS級冒険者を排出している。

その、別名「人外魔境」が俺の次の目的地だ。

誤字、脱字、その他諸々の難点をお教えください。


全て読み、善処します。


読んでくれて有難うございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。