後日
当然、明日も投稿スィマース
「や、やった...」
誰からともなく、そんな声が出た。
「やったぞー!!!」
「うわーっ!!スゲーーっ!!!」
「惚れちゃうーー!!!」
「流石だー...って、だから姐さん、それは無理...へぶしっ!!」
とは言え、俺が戦っていたのは百メートルくらい遠い位置だったからあまり聞こえない。
そんな中、竜の首が落ちた瞬間から走り出したローグさんは...
「ゲントッ!!!」
「おぶっ」
「ゲントぉ、おめぇ、よくやった!よくやったぜ...」
ローグさん、泣いてる!?
こりゃ、肺から空気が抜けて息できないより重大だ。
「で、でも、流石にこのままじゃ死んじゃいます...」
「はっ!?す、スマンゲント!!うぅ、だけど...本当によくやったぜ...お前は自慢の弟子だ。」
「へ?なんて?あ、あの、ちょっと魔力切れで意識がヤバイんですが...」
「え?あ、ああ、そうか。後は任せて、お前はもう寝ろ。」
「はい、師匠...」
「って、聞こえてんじゃねぇか!!」
ー✦翌日✧ー
「クエストッッ!!......って、あぁ、そっか。...俺、グレーターアースドラゴンと戦って...」
「勝ったんだぜ。」
「うおぁびっくりした!!」
「俺もびっくりしたぞ、すやすや寝てると思ったら急に跳ね起きやがって...これはちょっとした意趣返しだ。」
「うわーっ、師匠に寝顔見られた...」
「前魔力切れになった時と、昨日お前が魔力切れで寝た時散々みたぞ...ってか、師匠言うな!!」
「...あ、ゲントさん、おはよう御座いますニャ。魔力切れはもう大丈夫ですか?」
「あー、マリーさん。もうすっかり快調です。...ってか、なんでギルドマスターが居るんですか?」
「...そろそろ起きる頃だろうか、ってゲントさんの様子を伺いに来ました。」
「ッチ、まぁこの街の英雄にもしもの事があったら大変だから...って、お前なにニヨニヨしてんだよ。」
「師匠は弟子にツンデレなのはお約束ですからねー。ことこれに関してはおっさんのツンデレも需要ありますしねー。」
「ツンデレって何だよ!!あと師匠言うな!!元気ならさっさと朝食食いに行くぜ!!」
「って、ちょっ、わかりましたよー!」
ー✦食堂にて✧ー
「おう、ヴァロ!何か作ってくれ!」
「あぁ?もう冒険者時代みたいじゃないんだよ。ちゃんと作ってるに決まってんだろ?商売やってんだよ、こっちは!」
おお、巨漢が二人も揃ってるとなんか壮大だな...
ってか...
「二人って、知り合いなんですか?」
「「おう、同じパーティーだ」」
うおっ、ハモった!?
おっさんがハモっても全く魅力ねぇな!
「俺、ヴァロ、そしてルークの三人で『ヴァーラー戦士団』だ。」
「あの頃は俺たちA級だったからニャ。あの頃は輝いてたニャー。ったく、ローグが脚失くさなければ...」
「どうせ歳だったろぅ?」
へー、ローグさんもか...
...濃いな、そのパーティー。
全員彫り深いし...ヴァロさんはちょっと基準がわからないけど。
まぁ、いいや。
「ヴァロさん、早く飯出してくれよ。俺昨日の昼前から何も食べてないんですよ」
「おお、そうだった!!直ぐに用意するぜ、特盛りでな!」
「今日ならあの地獄の朝御飯も食えます!」
「...言ったな?」
結論から言うと、全然無理だった。
ローグ師匠に助けられて、ギリギリ完食できた。
ー✦冒険者ギルドにて✧ー
「あ、ゲントさん!活躍は聞いて...」
「ゲントだ!」
「中級剣士なのにA級の竜倒したって本当か!?」
「きゃーっ、素敵!!」
「ちょっと、彼はアタイのカレシなんだから!」
「姉さん、そんなしょうもない嘘...へぶしっ!」
何かアイリさんが言ってきてたけど...ダメだ、もう見えもしねぇ。
一瞬で周りは冒険者の男女ばかりだ。
だが、残念なことに、このヴェルドゥーではD級以上...中堅の冒険者しか居ない。
だから男はどうでもいいとして、女性でも平均アラサーである。
自分の約二倍である。
流石に、この歳の女性にモテても...しかも、殆ど結婚してるし。
...だが、素直に嬉しいものだ!
いや、熟女好きとかじゃなくて...普通に、男の冒険者の皆も含めて、俺を褒めてくれるのが嬉しいんだ!
なんか、認められたような気もするしな。
「...ああ、グレーターアースドラゴンを討伐したC級冒険者とはこのゲントの事だ!」
「「「「うおおおお!!!」」」」
...野太いなぁ、男性も女性。
「...おう、ゲント、盛り上がってる所悪いんだが...先にお客さんだぜ。」
「え?一体誰が?」
「ルールリアンも含めたここら一体の領主で、この領都ヴェルドゥー在住のルーカス=ノルズ・ヴェルドゥー公爵様だ。」
「.........ぺ?」
誤字、脱字、その他諸々の難点をお教えください。
全て読み、善処します。
読んでくれて有難うございます。




