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異世界転移したのに程々にしか強くねぇ。  作者: 魚ハンバーガー
序章
39/44

後日

当然、明日も投稿スィマース

「や(殺)、や(殺)った...」


誰からともなく、そんな声が出た。


「や(殺)ったぞー!!!」


「うわーっ!!スゲーーっ!!!」


「惚れちゃうーー!!!」


「流石だー...って、だから姐さん、それは無理...へぶしっ!!」


とは言え、俺が戦っていたのは百メートルくらい遠い位置だったからあまり聞こえない。

そんな中、竜の首が落ちた瞬間から走り出したローグさんは...


「ゲントッ!!!」


「おぶっ」


「ゲントぉ、おめぇ、よくや(殺)った!よくや(殺)ったぜ...」


ローグさん、泣いてる!?

こりゃ、肺から空気が抜けて息できないより重大だ。


「で、でも、流石にこのままじゃ死んじゃいます...」


「はっ!?す、スマンゲント!!うぅ、だけど...本当によくや(殺)ったぜ...お前は自慢の弟子だ。」


「へ?なんて?あ、あの、ちょっと魔力切れで意識がヤバイんですが...」


「え?あ、ああ、そうか。後は任せて、お前はもう寝ろ。」


「はい、師匠...」


「って、聞こえてんじゃねぇか!!」




ー✦翌日✧ー


「クエストッッ!!......って、あぁ、そっか。...俺、グレーターアースドラゴンと戦って...」


「勝ったんだぜ。」


「うおぁびっくりした!!」


「俺もびっくりしたぞ、すやすや寝てると思ったら急に跳ね起きやがって...これはちょっとした意趣返しだ。」


「うわーっ、師匠に寝顔見られた...」


「前魔力切れになった時と、昨日お前が魔力切れで寝た時散々みたぞ...ってか、師匠言うな!!」


「...あ、ゲントさん、おはよう御座いますニャ。魔力切れはもう大丈夫ですか?」


「あー、マリーさん。もうすっかり快調です。...ってか、なんでギルドマスターが居るんですか?」


「...そろそろ起きる頃だろうか、ってゲントさんの様子を伺いに来ました。」


「ッチ、まぁこの街の英雄にもしもの事があったら大変だから...って、お前なにニヨニヨしてんだよ。」


「師匠は弟子にツンデレなのはお約束ですからねー。ことこれに関してはおっさんのツンデレも需要ありますしねー。」


「ツンデレって何だよ!!あと師匠言うな!!元気ならさっさと朝食食いに行くぜ!!」


「って、ちょっ、わかりましたよー!」



ー✦食堂にて✧ー


「おう、ヴァロ!何か作ってくれ!」


「あぁ?もう冒険者時代みたいじゃないんだよ。ちゃんと作ってるに決まってんだろ?商売やってんだよ、こっちは!」


おお、巨漢が二人も揃ってるとなんか壮大だな...

ってか...


「二人って、知り合いなんですか?」


「「おう、同じパーティーだ」」


うおっ、ハモった!?

おっさんがハモっても全く魅力ねぇな!


「俺、ヴァロ、そしてルークの三人で『ヴァーラー戦士団』だ。」


「あの頃は俺たちA級だったからニャ。あの頃は輝いてたニャー。ったく、ローグが脚失くさなければ...」


「どうせ歳だったろぅ?」


へー、ローグさんもか...

...濃いな、そのパーティー。

全員彫り深いし...ヴァロさんはちょっと基準がわからないけど。

まぁ、いいや。


「ヴァロさん、早く飯出してくれよ。俺昨日の昼前から何も食べてないんですよ」


「おお、そうだった!!直ぐに用意するぜ、特盛りでな!」


「今日ならあの地獄の朝御飯も食えます!」


「...言ったな?」



結論から言うと、全然無理だった。

ローグ師匠に助けられて、ギリギリ完食できた。


ー✦冒険者ギルドにて✧ー


「あ、ゲントさん!活躍は聞いて...」


「ゲントだ!」


「中級剣士なのにA級の竜倒したって本当か!?」


「きゃーっ、素敵!!」


「ちょっと、彼はアタイのカレシなんだから!」


「姉さん、そんなしょうもない嘘...へぶしっ!」


何かアイリさんが言ってきてたけど...ダメだ、もう見えもしねぇ。

一瞬で周りは冒険者の男女ばかりだ。

だが、残念なことに、このヴェルドゥーではD級以上...中堅の冒険者しか居ない。

だから男はどうでもいいとして、女性でも平均アラサーである。

自分の約二倍である。

流石に、この歳の女性にモテても...しかも、殆ど結婚してるし。

...だが、素直に嬉しいものだ!

いや、熟女好きとかじゃなくて...普通に、男の冒険者の皆も含めて、俺を褒めてくれるのが嬉しいんだ!

なんか、認められたような気もするしな。


「...ああ、グレーターアースドラゴンを討伐したC級冒険者とはこのゲントの事だ!」


「「「「うおおおお!!!」」」」


...野太いなぁ、男性も女性。


「...おう、ゲント、盛り上がってる所悪いんだが...先にお客さんだぜ。」


「え?一体誰が?」


「ルールリアンも含めたここら一体の領主で、この領都ヴェルドゥー在住のルーカス=ノルズ・ヴェルドゥー公爵様だ。」


「.........ぺ?」

誤字、脱字、その他諸々の難点をお教えください。


全て読み、善処します。


読んでくれて有難うございます。

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