暁の若鳥たち
〇森の中の一本道(昼)
新緑の森を抜ける一本道。
馬上に揺られるヤウルは、ギルドマスターとの会話を思い返していた。
〇回想・冒険者ギルド(受付窓口)
ヤウル「……教育係なら、俺より適任がいくらでもいるだろ」
セルヴァン「お前はうちのギルドで一番のベテランだ。冒険者稼業の表も裏も熟知している。それに……あの子たちは少し特殊なんだ」
ヤウル「性格に難があるか、それとも後ろ暗いワケありとか?」
セルヴァン「いや、みんな良い子たちだよ。そしてとても有望だ。ただ……ちょっとばかり急ぎすぎている。二ヶ月前に登録したばかりで、最下級の小鬼級から第7位の獣鬼級まで駆け上がった」
ヤウル「……そりゃ早すぎるな。普通、獣鬼級になるまで二年くらいはかかるもんだが」
セルヴァン「まるで……昔の誰かさんたちを見ているようじゃないか?」
セルヴァンが自分たちの若かりし頃に重ね合わせていると気づき、ヤウルは苦笑する。
ヤウル「なるほどな。俺に押し付けたい理由はわかった。……それで、どんな奴らなんだ? その期待の大型新人ってのは」
セルヴァン「パーティー名は【暁のカラス団】。あまり縁起のいい名前じゃないが……まあ、それはいい。リーダーはテオドール」
T『黄昏冒険者剣風帖 第二話:暁の若鳥たち』
〇回想終了・森の一本道
ヤウルが背後を振り返る。
後ろには荷馬車があり、鎖鎧の上にサーコートを羽織った麦わら色の髪の少年・テオドールが手綱を握っている。
(※画面端にミニチュア版のセルヴァンが現れ、新米パーティーの解説をする )
セルヴァン(N)『田舎騎士の三男坊で、騎士としての訓練を受け、武具一式も揃えている。子供の頃、礼拝堂で天使と話したことがあると言っていたが……本当なら聖騎士の素質もあることになる』
テオドールが、馬車の横を歩く黒髪の少年・バッツに声をかける。
テオドール「バッツ、いつまで歩いてるつもりさ。いい加減、馬車に乗りなよ」
バッツ「うるせえな! 馬車はケツが痛くなるから嫌いなんだよ! それにこんなもんに乗ってたら足が鈍るぜ」
セルヴァン(N)『バッツはテオと同郷の狩人だ。人間族だがドワーフの養子でね、武器の扱いも手入れもプロの傭兵以上だ。斥候の才能もあり、弓矢と罠も扱える。我が強いが、それは冒険者として欠点じゃない。……この二人は普通に優秀なんだが、問題なのは――』
リタ「先生! 言われた呪符が書き上がりました!」
幌馬車の中からテオドールを押しのけ、赤毛でそばかすの少女・リタが顔を出す。
大きな目を輝かせ、インクの乾ききっていない布(呪符)を差し出す。
ヤウル「おー、ご苦労さん。どれ、見せてみろ」
ヤウルは馬の手綱を引き、御者席の隣に並ぶ。
渡された呪符を手に取り、吟味する。
ヤウル「ふむ……さっきよりだいぶ良くなったな。今日初めて呪符を描いたとは思えない出来だ」
リタ「えへへ、やっぱり~? 私って天才ですから!」
ヤウル「それじゃあ、実際にその呪符を起動してみてくれ」
リタ「りょーかい! 呪符起動――!」
リタが呪符に魔力を流し込む。
その瞬間――ばふんッ!!と呪符が大爆発を起こす!
リタ「ふげぇッ!?」
テオドール「うわぁッ!?」
バッツ「ぐおぅッ!?」
ヤウル「さっきの呪印は、ほんの少し右に傾いてたんだ。そのせいで方陣の均衡が崩れて風の魔力が漏れ、暴発したのさ」
リタ「ひどいよぉヤウルさん! わかってたなら教えてよぉ〜!」
顔が煤け、頭がアフロヘアーになったリタが涙目で抗議する。
ヤウル「魔術の修行は、少し痛い目を見ながら覚えるのが一番なんだよ。まあ、指が吹っ飛ぶような危険な術式なら止めていたさ。さあ、見本を見ながら書き直しだ」
リタ「ふえぇ……呪印魔術って難しいよぉ……」
テオドール「あの、ヤウルさん……」
テオドールがおずおずと話しかける。
テオドール「僕の知る限り、リタはものすごい才能のある術士なんです。そのリタがこんなに手こずるなんて……呪印魔術ってそんなに難易度が高いんですか?」
ヤウル「ふーむ、それは少し違うんだが……よしリタ。呪符の練習はちょっと休憩していいから、テオたちに『詠唱魔術』と『呪印魔術』の違いを説明してやってくれ」
リタ「やったー! 呪符の書きすぎで手が痛くなってたのよね!」
お尻でテオドールを強引に押しのけ、御者席に座るリタ。
少女の身体が密着し、少しドギマギするテオドール。
リタ「いい? 詠唱魔術っていうのは、私が普段使っている『声』や『動作』を条件に発動させる魔術のこと! 長所は決まった形式がないからアレンジが効いて自由度が高いところ。短所は、呪文を唱えないと発動しないことね」
(※解説イメージコマ:楽しそうに歌うように呪文を唱える小さなリタ。周りに花や水、火などの象徴が浮かぶ)
リタ「それに対して呪印魔術は、魔力を込めて『呪印』を描くことで発動する魔術。長所は、あらかじめ描いておけば最小限の魔力で、詠唱も動作もなしで一瞬で発動するところ! 欠点は、特殊なペンやインクが必要なこと。それと……図形の形や大きさに厳しいルールがあって、書き損じると暴発すること、かな」
(※解説イメージコマ:難しそうな顔で数式や幾何学模様を描くリタ。周りに記号や数字が浮かぶ)
リタ「例えるなら、詠唱魔術は『口約束』! 呪印魔術は『弁護士が書いた契約書』みたいなものね! 呪印の方が複雑だけど、慣れれば安全確実、ハイスピードで魔法が使えるんだよ!」
リタの説明を聞き、満足そうに頷くヤウル。
ヤウル「上出来だ、リタ。補足するなら、呪印を描いた札は一回使えば魔力が切れるが……余裕のある時に書き溜めておけば、術士の魔力をストックする『予備タンク』にもなる」
ヤウルの補足を聞き、うーんと顎に手を当てて考え込むリタ。
リタ「ねえヤウルさん。呪符ってインクに込めた魔力が切れると使えなくなるんですよね?」
ヤウル「ああ、そうだが……」
リタ「それなら……呪印を刺青みたいに体の上に直接刻んじゃえば良くないですか!? 魔力切れの心配もないし、無詠唱魔法が撃ち放題……になります……よね?」
語尾が小さくなり、言葉を区切るリタ。
ヤウルが一切の冗談を排した真剣な眼差しで、リタを見つめていた。
リタ「あれ……私、また何かやっちゃいました……?」
ヤウル「お前が今言ったのは『呪紋魔術』だ。……皮膚に刻んだ呪印を介し、最速・最小限の動作で最大限の効力を発揮する秘術――」
リタ「へえ! そんな便利な術があるんですか? でも私、使ってる人見たことないな」
ヤウル「呪紋魔術には致命的な欠点がある。さっきお前が書いた呪印は、少し歪んでいただけで暴発しただろ? 生き物の皮膚は常に同じ状態じゃいられない。怪我や、虫刺され、加齢……それだけで呪印は簡単に歪む。その歪んだ術式で【治癒】や【再生】を使ったらどうなると思う?」
リタ「うげぇ……」
テオドール「うわぁ……」
バッツ「おえぇ……」
(※モザイク処理されたグロテスクな想像図に、顔を青ざめさせる三人)
ヤウル「……古代の『妖精帝国』の時代には、呪印を機械で印刷したり、変形しない呪紋を皮膚に刻む技術があったそうだ。古代エルフたちはその技術で『不老長寿』や『空飛ぶ鉄の獣』、一瞬で空間を渡る『次元門』を作ったが――帝国の滅亡と共にその技術も失われた」
(※タペストリー風画風の回想図:天を突く摩天楼、飛行機や電車の形をした鉄の獣、ポータル。そして天から現れた巨大な腕、降り注ぐ炎の雨で滅びる帝国)
ヤウル「今残っている呪印は不完全な模造品だ。そんなものを身体に彫るのは禁呪。使うのは……他人の命を何とも思わない邪神官くらいなものさ」
リタ「……あーあ。良いアイデアだと思ったんだけどなぁ」
ヤウル「技術の上達に近道なし、だ。さあ休憩おわり! 目的地に着くまでに、ちゃんと使える呪符を最低5枚は仕上げろよ」
リタ「えぇ~っ! ヤウルさんのいじわる! スパルタ親父!」
ヤウル「ははは! この程度で弱音を吐くなよ。俺が新米だった頃の先輩のしごきは、こんなもんじゃなかったぞ!」
朗らかに笑い飛ばしながらも、ヤウルは背中に冷や汗をかいていた。
ヤウル(M)『……なんて奴だ。呪印魔術の基礎を教えただけで『呪紋魔術』に自力で辿り着きやがった……! 発想力が尋常じゃない。そのくせ禁呪に対する警戒心が低すぎる……セルヴァンが危惧するわけだ』
〇回想・冒険者ギルド(セルヴァンの執務室)
セルヴァン(回想)『……リタは田舎領主の家出娘と判明している。本人は「家庭教師から魔術を習った」と言っているが、ギルドの調査ではあの屋敷に高度な魔術を教えられる術士は存在しない。【虚実感知】の儀式を使っても、誰が彼女に魔術を教えたのか、見当がつかなかった。……本当に、得体の知れない子だ』
〇回想終了・森の一本道
リタについて思いを巡らせていたヤウルだったが、不意に不穏な気配を感じ取り、ぴたりと馬を止める。
一瞬遅れて、元狩人のバッツが腰の斧に抜き、鋭い視線で周囲を警戒する。
ヤウルの視線の先――前方の茂みがガサリと揺れ、大きな影が幾つも跳び出したかと思うと、素早く反対側の森の中へと消えていく。
バッツ「……なんだ……今の!?」
テオドール「よく見えなかったけど……大きな虫のような、犬のような……」
ヤウル「……【帝国蟻】!」
顔色を変えるヤウル。
まだ斧を構えたまま立ち尽くすバッツへ、鋭い指示を飛ばす。
ヤウル「バッツ、馬車に乗れ!」
バッツ「なんだよ! 俺はまだ歩けるぞ!」
ヤウル「四の五の言うな! さっさと乗れ!!」
怒鳴り返そうとしたバッツだったが、ヤウルの剣幕に押され、しぶしぶ馬車へ飛び乗る。
テオドール「どうしたんですか……!? そんなに危険なモンスターなんですか?」
ヤウル「……まだ判らん。だが警戒するに越したことはない。テオ! 車輪が壊れないギリギリの速度で馬車を走らせろ! 目的地へ急ぐぞ!」
テオドール「は、はいっ!」
テオドールが手綱をしごき、馬車馬へ拍車をかける。
ガタタッと勢いよく馬車が加速し、幌の奥からリタの悲鳴が響き渡る。
リタ「きゃあああ!? ちょっとぉ! 顔にインクがかかったじゃないのー!!」
〇天桑樹の砦(昼)
目的地に到着し、馬のペースを落とす冒険者たち。
目の前に広がる圧倒的な光景に、テオドールが息を呑む。
テオドール「ヤウルさん……今回の依頼って、養蚕家の村の護衛でしたよね?」
ヤウル「ああ……」
テオドール「じゃあ……まさかあれが……」
ヤウル「そうだ。俺たちの目的地、【天桑樹の砦】だ」
ヤウルたちが立つ丘の上から見下ろす視線の先――
そこには鋭く尖らせた丸太の防壁で囲まれた壮大な山砦と、その中央に鎮座する直径百メートルを超える巨大な桑の木が聳え立っていた。
T(N)『【天桑樹の砦】
アレニア王国で唯一、高級品『銀竜蚕の絹』を産出する辺境の開拓地。
その警護は広大な敷地の巡回、モンスターの掃討、【魔除けの結界】の補強など地道な作業と専門知識を要する。報酬は悪くないが、あまりの辺鄙さ故に人気の低い依頼である』
リタ「すっごい大きさ……! 見上げすぎて首が痛くなりそう!」
バッツ「おいおい、おとぎ話の『世界樹』と同じくらいデカいんじゃねえか!?」
ヤウル「俺は世界樹の『芽』を見たことがあるが、それに比べりゃあこいつはまだ小さな若木さ」
バッツ「嘘つけ! 俺たちが新人だからって適当吹いてんだろ!」
ヤウル「本当かどうかは自分の目で確かめるといい。冒険者として長生きできれば、お前たちにもそんな機会が巡ってくるさ」
ヤウルが手を挙げると、城壁の上の見張りが手を振り返す。
人間の身長の三倍はある巨大な木製門扉が、重々しい音を立てて開いていく。
〇砦内部・広場
砦に入った瞬間、リタが大喜びで馬車から飛び降りる。
リタ「やった~っ! やっと降りられたぁ! もう馬車に乗りすぎてお尻が割れそうだったよ〜!」
調子に乗って砦内を走り回るリタ。
しかし、厩舎の入り口を覗き込んだ途端――「きゃあぁぁっ!?」 と悲鳴を上げて逃げ戻ってきた!
リタ「虫ぃぃッ!? 馬くらい大きいブヨブヨの芋虫がいるぅぅッ!!」
リタの悲鳴を吹き飛ばすように、野太い爆笑が木霊する!
オラフ「ハッハハ! お嬢ちゃん、そいつらは『銀竜蚕』だ! 俺たちザイデンバーグの飯のタネなんだから、そう怖がってやるなよ!」
山のように立ちはだかる金髪の巨漢――ザイデンバーグの長・オラフ。
彼は丸太のような豪腕で、ヤウルを軽々と抱き上げる!
オラフ「ヤウル、我が友よ! よく来てくれたな!」
ヤウル「ようオラフ、相変わらずのバカ力だな……ッ!」
ヤウルがオラフの腕を拳で叩くと、オラフはニッと口元を歪めてヤウルを地面に下ろした。
ヤウル「みんな、この人はオラフ。このザイデンバーグの村長みたいなもんだ」
テオドール「お会いできて光栄です、オラフ閣下!」
オラフ「畏まらなくていいぜ。住人が勝手に呼んでるだけだ。……して我が友よ、このおチビちゃんたちはどこの誰だい?」
バッツ「お、おチビちゃんだと……!?」
ヤウル「まあ気にするなバッツ。オラフから見たら、大抵の人間はチビに見えるんだ」
目を白黒させて怒るバッツを、ヤウルがなだめる。
ヤウル「こいつらは【暁のカラス団】。ギルドマスターから直々に預かった、将来有望な新人たちだ」
オラフ「ほーう、この可愛らしいのがねぇ」
バッツ「かかって来いよおっさん! 俺がどれだけ『可愛らしい』か、身体で教えてやるぜ!」
オラフ「ハハハ、威勢が良い奴だ。気に入った! ちょうど新米にピッタリの仕事がある。ついて来な!」
〇天桑樹の根元
オラフが一同を天桑樹の根元へと案内する。
巨大な樹幹には、大蛇のように桑の葉を採集するための足場が何重にも巻き付いている。オラフは金色の顎髭を引っ張りながら、遥か上空の枝を見上げた。
オラフ「実は最近、天桑樹に害虫の群れが巣食っちまってな」
見上げる樹葉の陰から、ギチギチと音を立ててギラギラ光る複数の複眼が覗いている!
オラフ「草食なんだが、樹皮を食い荒らす上、葉を採ろうとする住人に襲いかかってきて弱ってたんだ」
ヤウル「ふむ……」
ヤウルは折りたたみ式の望遠鏡を取り出し、樹上を観察する。
ヤウル「シシカミキリか……。外皮は鎧並みに堅く、顎は鉄すら噛み千切る。飛翔能力はあるが、厄介な特殊能力(ブレスや毒)は無し」
ヤウル、望遠鏡を収めて新米たちを振り返る。
ヤウル「獣鬼級の腕試しには丁度いい相手だが……やれるか?」
バッツ「馬車で身体が鈍ってたからな。準備運動にピッタリだぜ!」
リタ「私も! 習ったばかりの術を使ってみたいと思ってたの!」
テオドール「僕はもうちょっと休みたかったけど……大丈夫です。やれます!」
巨大な幹の前に立つテオドールとバッツ。
リタが呪文を唱えながら、魔術師の杖で二人の足元に触れていく。
リタ「【壁のぼり《ウォールウォーカー》】をかけたよ! 両足を同時に幹から離すと落っこちちゃうから気をつけてね!」
バッツ「わかってるっての!」
テオドール「三つ数えたら同時に突撃しよう。1、2の――」
バッツ「先に行くぜ!!」
テオドール「あっ、フライングするなよ!」
言うことを聞かないバッツに溜め息をつきつつ、テオドールも幹を垂直に駆け上がっていく。
〇天桑樹・樹上
足場を跳び越え、枯れた樹皮を踏み越えていく二人。
枝葉の隙間で光る複眼まであと数十歩――というところで足を止める。
バッツが、あらかじめ【照明】の呪文をかけた矢を射かける!
光の尾を引いて飛ぶ閃光矢!
その直後を追うように、テオドールが投石器で小石を飛ばす!
矢と小石は巨虫の強固な外殻に弾き返されるが、怒り狂ったカミキリは、猛烈な勢いで襲いかかってくる!
テオドール「うわぁっ!? 本物のカミキリよりずっと速い!?」
バッツ「ヤマネコ並みじゃねえかッ!」
近くの足場の裏側へ飛び込み、身を隠す。
足場の端から牙を剥いたシシカミキリが顔を覗かせた瞬間――待ち構えていた二人が同時に攻撃を仕掛けた!
バッツの斧が前脚を一本叩き斬り、テオドールの剣が胸部を切り裂く!
シシカミキリは悲鳴のような羽音を立て、かろうじて空中に飛び立つが、
――チュッドォォンッ!!
そこへ、下からリタが放った火の玉が直撃!
羽を焼き払われたシシカミキリの巨体が、回転しながら地面へと叩きつけられた。
テオドール「よし、命中!」
バッツ「トドメだぁッ!」
二人は足場に括り付けられたロープを掴むと、幹から両足を離して一気に滑空!
地面でもがく巨虫に刃を突き立て、トドメを刺した。
〇天桑樹の根元
テオドール「やったね!」
バッツ「へっ、楽勝だったな!」
ハイタッチを交わす二人。
だが、ヤウルの視線は少年たちではなく――リタの手元へと注がれていた。
ヤウル「風の呪符……あの揺れる馬車の中で書き上げたのか?」
リタ「最初はちょっと手こずりましたけど、コツさえ掴めば簡単でした!」
ヤウル「……呪符で気流を操って、【火球】の射程距離を伸ばす。それも自分で思いついたのか?」
リタ「はい! 思いついちゃったら試さずにはいられなくって……。あれ、ダメでした……?」
ヤウル「……いや。見事な工夫だ。だが……次からは俺に一言相談してからにしてくれ」
(※冷や汗を流しながら、リタの異常な魔術適性に危うさを覚えるヤウル)
〇演出転換・ダイジェスト風コマ割り
その後、『暁のカラス団』は完璧な連携を繰り返し、残り5匹のトラカミキリをかすり傷一つ負わずに全て狩り尽くした。
読んでくださって、ありがとうございます!
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作者のモチベがめっちゃ爆上がりします!
よろしくお願い致します。




