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31話 突入! 魔王の城

読者の皆様、作者の大森林聡史です。

この度は、この小説を気にかけていただきありがとうございます。

よろしければ、内容もお読みいただけると幸いです。

宜しくお願い致します。

 聖王女アスカ(31話)


 アスカ達は魔王の城の中に突入すると、悪魔、ドラゴン、魔法使い、キメラ、ガイコツ戦士、魔獣、リザードマンの戦士、ゾンビ、ガーゴイル、魔族の格闘家の混成部隊と戦闘になった。

 これらの魔物は、外の魔物達よりも強力で、このフロアを覆い尽くさんばかりの数がおり、百体を軽く超えていた。


「みんな! 十字陣形を組んで!」


 アスカの号令で、扉の前で仲間達が素早くと配置についた。

 十字陣形の配置は、最前列がライデン、中央にアスカ、左右にエリスとルドルフ、後方にミツキだった。


「みんな、作戦通りいくわよ! ミツキは後方に注意して!」

「分かったわ!」


 アスカ達は、普段から十字陣形での作戦と訓練を繰り返しており、全員が役割と作戦を完璧に理解していた。

 悪魔、魔獣、ガイコツ戦士、がライデンに、リザードマンの戦士がエリスに、魔族の格闘家がルドルフに襲いかかってきた。


「3対1か……」


 ライデンは呟くと、斧を捨て、素手で格闘の構えをとった。

 悪魔は鎌を振りかぶって一気に振り下ろした。

 

「?……!?」


 悪魔はとらえたと思ったが、ライデンが目の前から消えた。


「ゴフッ……!!」


 次の瞬間、悪魔は腹に強烈な衝撃を受けた。

 ライデンが、カウンターで悪魔の腹にパンチを入れたのだ。

 パンチは強烈で、悪魔の腹をぶち抜き、悪魔は青い血を吐いて仰向けに倒れた。

 すぐさま、魔獣がライデンの左側から鋭い爪を振り上げて飛びかかり、ガイコツ戦士もライデンの右側から鋼の剣を振り上げ、斬りかかった。


「ライデン! 右は任せて!」


 アスカの声が響き、その声を聞いてライデンは、飛びかかってきた左の魔獣の下に素早く潜り、手刀で腹を突き刺し、内臓を掴んで引きちぎった。

 魔獣は、緑色の血を吐いて、倒れピクピクと微かに動いていたが、すぐに動かなくなった。

 アスカは、ガイコツ戦士が剣を振り下ろすよりも早く、聖剣を頭蓋骨に突き刺した。

 ガイコツ戦士に、聖剣は特に有効で一撃で倒した。

 エリスに向かってきた、リザードマンの戦士は、斧で斬りかかったが、エリスは、難なく攻撃を避け、炎の剣をリザードマンの腹に突き刺し、そのまま斬り落とした。

 ルドルフに向かってきた、魔族の格闘家は、ルドルフが鋼の棍を構えていて、リーチが長い隙の無い構えの前に近寄れなかった。


「こんのか? ならばこちらから参ろうかの」


 ルドルフは、目にも止まらぬスピードで鋼の棍を払い、鋼の棍は、魔族の格闘家の首を的確にとらえ、一撃で骨を砕き、即死させた。

 その直後、ドラゴンが真っ赤に燃え盛る火炎を、魔法使いが凍てつく冷気の魔法を、キメラが吹き荒れる突風の魔法を使用した。

 アスカ達に、炎と冷気と真空波が一度に迫った。


「魔法の盾よ! 私達を守って!」


 しかし、ミツキが魔法の盾に魔力を注ぎ、仲間全員を覆い尽くす、強固な魔法バリアを張り、いとも簡単に弾いた。

 魔物達の強力な遠距離攻撃の後に、更に追撃をかけようと近づいていたガーゴイルは、遠距離攻撃を弾かれ、急停止した。


「そこっ!」


 エリスがその隙を逃さず、矢を射って、ガーゴイルの脳天を射ぬき、撃墜した。

 

「サイレス」


 アスカが、素早く詠唱を終えサイレスの魔法を発動し、魔法使いの魔法を封じた。


「スリープ」


 更にルドルフも、素早く詠唱を終えスリープの魔法を発動し、ドラゴンとキメラに催眠術をかけ眠らせた。


「オラァッ!」


 ライデンが素早く斧を拾い、ドラゴンに接近し、片手でグレートアクスを振り上げて一気に振り下ろし、ドラゴンの首を一撃で切断した。

 更にもう片方の腕で、長年愛用している斧を振り上げて、一気に振り下ろし、キメラの首を切断し、ライデンはすぐに陣形の配置に戻った。

 魔法使いは、魔法を封じられ何も出来ず、立ち尽くした。

 すぐに敵の第二陣の混成部隊が襲ってきた。


「みんな落ち着いて。落ち着いて対処すれば必ず勝てるわ。みんな頑張って!」

「おう!」

「はい!」

「うん!」

「ウム!」


 アスカは、戦闘での興奮を抑え、落ち着いた口調で皆に声をかけた。

 仲間達もアスカに答えた。

 敵の数が多く、持久戦となったが、アスカ達は落ち着いて戦い抜き、とうとう魔物の混成部隊を壊滅させ、かろうじて生き残った者も散り散りとなって逃げ出した。


「安全を確認しましょう……」


 アスカの言葉で全員が周囲を警戒したが、敵の気配は無かった。


「さすがに私達も消耗してるわ、一旦休憩にしましょう。ライデン、申し訳無いけど、あなたは見張りをお願い。回復したらエリスに代わってもらうから」

「承知した」

「分かりました」

「さぁ、みんな休憩にしましょう。回復魔法と魔力回復の実で体力と魔力を全快させるわ」

「ウム」

「うん」


 アスカ達は、その場に腰を下ろし、軽く食事をし、魔力回復の実と回復魔法で体力と魔力を全快させた。

 そして、小休止を終え、魔王の城の奥へと進み、上の階へ上がった。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

長い文章に、お付き合いいただき、心より感謝申し上げます。

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