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21話 黄泉からの救援者

読者の皆様、作者の大森林聡史です。

この度は、この小説を気にかけていただきありがとうございます。

よろしければ、内容もお読みいただけると幸いです。

宜しくお願い致します。

 聖王女アスカ(21話)


 ガギリ……!

 アスカの首に、更に力がかかった


「グアアアーッ!!」


 クラーケンの触手が、突然切れ落ちた。


「あ……あぁ……!」


 ミツキが、驚きと喜びが入り交じった声を上げた。

 触手を切り裂いた、斧に見覚えがあった。


「よう! 久し振りだな!」


 声の主は……なんとライデンだった。

 更に触手を切った。

 ライデンは、アスカとエリスとミツキを素早く抱きかかえ、安全な場所に連れていった。


「ミツキ、回復を」

「は、はい……」


 ミツキは、まずアスカに回復魔法をかけた。


「はっ……わ、私……」


 ライデンの後ろ姿を見て驚いた。


「ラ、ライデン……?」

「再会を喜びたいところだが、それは後だ。今は体勢を立て直すことを考えてくれ」

「え、ええ……ミツキは自分に回復魔法を使って」

「うん、分かった」

「とおりゃあっ!!」

「グアッ!」


 クラーケンの頭に飛び蹴りが命中した。

 アスカは、聖回復魔法の詠唱を開始した。

 ミツキは、自分に回復魔法をかけ、全回復した。


「ライデンさん! 援護するわ!」

「頼む!」

「な、何者だ、貴様は!?」

「昔の知り合いだよ」


 ライデンは、フッと笑った。


「おのれっ!!」


 クラーケンは、残った6本の触手を振り回した。

 ライデンは、1本切った。

 だが、残りの触手が、ライデンを襲った。


「グエエエエーッ!!」


 ミツキのサンダーボルトの稲妻が直撃した。

 クラーケンは、たまらず触手を引っ込めた。

 ライデンは、触手を1本切り落とした。

 ミツキが、真空波で触手を1本切り落とした。


「ぬぬっ……くらえ!」


 クラーケンは、吹雪を吐き出した。

 猛烈な勢いで降り注ぐ!


「うおおおっ!」

「きゃーっ!」


 ライデンとミツキは、吹雪を浴びた。

 全身が、凍り付いていく。


(い……いかん……)

(う……動けない……)


 アスカが、聖回復魔法の詠唱を終えた!

 温かい聖なる光が放たれ、皆を全回復させた。


「そこっ!」

「グギャッ!」


 エリスが目を覚まし、矢を射った。

 矢はクラーケンの側頭部に突き刺さった。

 吹雪が止まった。

 ミツキは、火炎魔法で自らの氷を溶かして氷から脱出し、アスカも火炎魔法でライデンの氷を溶かした。


「王女様、作戦を立ててくれ」

「ええ。私とミツキが魔法でクラーケンの動きを止めて、ライデンとエリスが触手を斬る。そうすれば奴は、物量攻撃が出来なくなるはずよ」

「分かりました」

「単純だけど効果的と思うよ」

「じゃあ、作戦通りに行きましょう!」

「ファイアーストライク!!」


 ミツキは、火の玉を連発した。


「う、うおっ!」


 1発1発の威力は、さほどでも無かった。

 だが、連発した火の玉が、足を止めた。


「サンダーボルト!!」


 カッと激しい稲光が起こり、太い稲妻がクラーケンに落ちた。


「グギャアアアアーッ!!」


 クラーケンは、真っ黒焦げになった。


「今だ!」

「ええ!」


 ライデンは、触手を1本断ち切った。

 エリスも炎の剣で、触手を溶断した。

 ライデンが、最後の触手を断ち斬った。


「やあああっ!」


 エリスは飛び上がった。

 そして、クラーケンの眉間目掛けて炎の剣を突き刺した!


「グオギャアアアッ!!」

「ヌ、ヌオオ……」


 クラーケンは、吹雪を吐き出そうと大きく息を吸い込んだ。


「ミツキ!」

「アスカ!」

「サンダーボルト!」


 アスカとミツキが、手を繋ぎ、力を合わせて魔法を発動させた。

 轟音と共に極太の稲妻が落ちた。


「グ……グアアアアーッ…………!!」


 稲妻は、炎の剣に落ちた。

 稲妻が、クラーケンの体内に流れ込み、内部細胞を破壊した。

 クラーケンは、絶命した。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

長い文章に、お付き合いいただき、心より感謝申し上げます。

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