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まるくんの夢物語  作者: まるくん
第12章 謎の数式
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主人公の目の前に「謎の数式」が現われ、物理に強いスズメのハクシキの力を借りて解明しょうとする。

 

 ヤマト大国の家にいると、あさ早く、正次さんが、「まるくん殿、ヒミコ様が急いであなた様の国に帰るように、と仰ってます」といいました。私はサクラとモモカが気がかりでしたが、リリコとうまく暮らしているようで、後ろ髪を引かれながらも、大王様や彼女たちに別れも言わずに現代に戻ってきました。凜とシズカもモモカとの別れが名残り惜しそうでしたが、私はヒミコ様がそう言うからには何事かあると思って時間を戻すように言いました。それに彼女たちに未来から来た事を教えるわけにはいきませんでした。でも正次さんはそのこと知っているようで、「私たちはいつも繋がっていますよ」と意味深なことを言いました。

「では、正次さん、お元気で」

「あなた方もお気をつけて」

 現在の世界へ戻ろうとすると、

「まるくん!」

 とリリコさんが入ってきました。

「リリコさん、どうしたんですか?」

「これを」

 と彼女は長い紐の付いた袋を出して、

「これを身に着けていてください」

 と中の黒曜石を出し、「これはヒミコ様からお告げがありました。今日、まるくんがこの国を立ち去るので、これをお守りとして身に着けるように、とのことです。それでいつでも身に着けられるように、私がお守り袋を作りました」と言って、彼女は黒曜石を袋に入れて、私の首に掛けようとしました。私はすこし身を屈めて、彼女の前に首を差し出しました。

「ありがとう。死ぬまで大事に持っているよ」

「お元気でいてください」

「あなたもお元気で。サクラさんとモモカさんをお願いします」

「大丈夫です。私がしっかり面倒を見ます」

「では、さようなら」

 リリコさんが「さようなら」と言い終わる前に、私は軽い目まいを起こし、彼女や正次さんの姿が消えました。


 正確な時間、朝を教え、夜を教えることが重要な仕事だった。

 時には、扉を開いて屋根裏のハトを出し、時間を告げた。主人が居なくても、動いている限り、時間を刻み、知らせるのが使命だった。

 その主人が遠い弥生時代から、私の時間の中に戻って来た。

 弥生時代は、遠くに感じられるが、私から見れば、21世紀の隣にあった。それを繋いだだけだ。連絡通路を作り、まるくん、凜、シズカを21世紀に帰らせた。


 私はハト時計の下でうずくまっていました。軽い目まいがして、立ち上がろうとしたら、よろめいてしまいました。足の裏には、久しぶりの冷たいフローリングの感触がしていました。シズカはハト時計の上に止まり、凜は床で伏せていました。

 またしても私は不思議な感覚に包まれました。ヤマト大国の大王様に会った朝に感じた不思議な感覚です。とつぜんその感覚が私の中に入ってきました。

 時間旅行の目まいから立ち直るのは凜のほうが早くて、「まるくん、まるくん」と吠えていました。私が凜のほうを見ると、「まるくん、リチギさんが来てるよ」と教えてくれました。

「まるくん殿。窓をあけて下さい!」

 とリチギが窓辺に止まって叫んでいました。私が窓を開けるとリチギが入ってきて、

「戻ったと思ったらリチギが来るなんて、なにかあったのか?」

「まるくん殿が戻られるのはヒミコ様から告げられていました。それよりも水を下さいますか?急いできたものですから、喉が渇いているのです」

 私は小さな器に水を入れて持ってきました。リチギはその中にザブっと入って水浴びしながら、飲み始めた。

「急いで来たから、暑くて暑くて。やっとひと息つきました」

「それで用事は?」

「ヒミコ様からの伝言です。『幻を追いかけよ』とのことでございます」

「幻を? どういうこと?」

「ヒミコ様はそれだけしか仰りませんでした。私はまるくん殿がお戻りになさると伺って、お伝えに来ただけでございます。これからは私が何度も来ることはないだろうと思います」

「もう来ないのか? なにか問題でもあったのか?」

「いえ、なにも問題はありません。ただ来る必要がなくなるという事です」

「さみしいね」

「まるくん殿はさみしさに馴れているのでは?」

 そう言えば近年、まるくんは淋しいと思ったことも言ったこともありません。日課の家事、掃除、洗濯、炊事、買い物、支払い、英語の勉強、ピアノの練習、スズメたちや凜の世話、次から次へと用事が出来ます。生きてゆく事がこんなに忙しいのか、面倒なのかと思うくらいです。考え事をしていても、凜やスズメたちが話しかけてきます。

「それでは、まるくん殿、お元気で」

 と言って、リチギは窓から飛び去って行った。いつもリチギは、用事を伝えるとすぐに飛んでいきます。

 たまにしか姿を見せないのは、彼がヒミコ様の使いだったからです。いつもヒミコ様のお側に使えているようでした。リチギは私にとって、ヒミコ様との連絡係でした。ナマイキが私の名前など知っていたのも、リチギから聞いていたのです。

 私はデジタル時計の日付を見ました。2024年1月25日の午前10時42分でした。冷蔵庫の扉のメモは、「2024年1月25日の午前10時37分」とありました。私は思わず「えっ!」と驚きました。私がヤマト大国に行ったのは稲刈り前の、暦ではたぶん9月頃で、帰ろうとしたときは北風が吹いていたので、11月の終わりか12月の頃でした。だから4か月か5か月は居たと思うのですが、こちらの現実の時間は5分しか経っていませんでした。私はたった5分しかヤマト大国にいなかったのです。私は他人よりも4~5か月長生きしたのでしょうか?


 青い海原を、私は飛んでいました。

 海は太陽の光を受けてキラキラと輝いています。

 突然、真っ暗になりました。その中から男性があらわれてボーっと遠くを見ていました。私は「あなたはどなたですか?」と聞きましたが、男性はこちらをみようとせず、遠くを眺めていました。遠くをながめていたというより、目の焦点がどこにもなく、ただ遠くをボーっとながめているようでした。男性は自衛隊のフライトスーツを着て、胸に桜のマークがふたつありました。

「どうしたんですか?」

 と聞いても、なにも答えてくれませんでした。

 やがて周囲がすこしずつ見えてきて、どこかの新幹線の駅で男性は切符を買おうとしていました。私は彼について行かなくてはいけないと使命感のようなものを感じて、「どこまでの切符をかったのですか?」と聞きました。男性はなにも喋らず、私など眼中に無いようでした。私は行き先を盗み見ようとしましたが、見ようとすればするほど、切符はゆらいで見えてくるのでした。切符だけでなく、彼の姿もゆらいで来て、切符の自販機、駅の構内の何もかもが揺らいであやふやになりました。なぜか私は切符を買わなくては、と思い、財布をみましたが、支払いはいつもQR決済か、クレジットカードなので、1000円札が数枚しかありませんでした。私は近くにATMがないか探し始めました。焦ってあちこち探しているうちに目が覚めました。

「起きて! 起きて! まるくん!」とスズメたちのお喋りで目が覚めた。後味の悪い夢で、その余韻をなぞっているうちに、なぜ見も知らない自衛隊員があらわれたのだろうと思いました。

 凜がベッドの上に上がって来て、「まるくん、まるくん。早く起きて!」と促してきました。

 ベッドの周りで、スズメたちが喋っていて、ナマイキが「お腹が空いてるの!」と私に向かって怒鳴っていました。スズメたちは、カラスの源三の襲撃以来、私の部屋に住んでいます。

「Sorry! Sorry!」

 私はキッチンに行ってパンくずを取ってこようとしましたが、ナマイキや他のスズメたちがキッチンまで飛んできました。犬の凜もやってきました。パン屑をスズメたちにあげ、凜にも餌をあげました。

 私は我慢していたトイレに行きました。

「あのお方にお会いしたのね」

 ナマイキが聞いてきた。

「情報が早いね」

「リチギから聞いた」

 私が納得した顔をしていると、

「悩んでいるそうね」

 と聞いてきた。

「それもリチギから聞いたのか?」

「凜から」

「凜がそんなことを喋ったのか?」

「あなたが思っている以上に凜は大人よ」

「凜はまだ1歳にもなってないぞ。いくら犬の成長が早くても生まれて三か月くらいだぞ」

「彼女も特別よ。考えてもみてよ。言葉が話せるなんて動物界でも特別ってわからなかった? バカね!」

 膝に穴の開いたジーンズをまさぐりながら考えていると、穴がどんどん広がってゆきました。

 冬になると、その凜もかなり大きくなっていました。もう抱えるのがたいへんです。


 数日後、私が動画を立ち上げると、ニュースになっていて、自衛隊のヘリコプターが沖縄近辺で墜落したと伝えていました。メディアでは原因は機器の誤作動と報道していました。私の家にはテレビはありません。その替わりに、YouTube用のモニターがあります。

 動画では船に乗った遺族たちが海にむかって花束を投げている姿が映っていました。中には姉妹と思われる可憐な少女たちの姿がありました。

 私は、ヤマト大国に残してきたサクラとモモカがどうしているんだろう、と思い出さずにいられませんでした。別れの言葉を交わさずに急にいなくなった私を、彼女たちはどう感じているだろうか。私が黙ってヤマト大国を出たのは、面倒くさいという理由がありました。彼女たちに別れの言葉を言ったとして、なにかを聞かれたとき、たとえば「どこに帰るの?」と聞かれて、どう説明しようかと考えるのが面倒だったのでした。

 未来の国に帰るとして、「未来」という概念が彼女たちに分かるだろうかと疑問に感じました。それを説明しようとして、1500年くらいあとの時代だと言って、彼女たちに理解できるだろうか、それを分からせるのに「1年とは」から説明しないといけません。日の出から日の入りまでが1日で、それが365日で1年、それが1500回と言って、「なぜ?」と聞かれたら、地球が太陽の周りをまわって元に戻るから1年と説明して、彼女たちが理解できるか困惑していました。その面倒があったので、もう2度と会わないかもしれない彼女たちに別れは言いませんでした。それにリリコがいるから大丈夫だと自分に言い聞かせました。

 古代エジプトの時代から、月の満ち欠けが12回繰り返されることで元に戻る、という「1年」の概念が出来ていました。昼は太陽の動き、夜はシリウス(惑星以外の星では一番明るい)の動きを観察し、水時計をつかって昼と夜の長さが同じになることも知っていました。そこから12進法を作り出し、昼を12等分、夜を12等分して、1日を24時間としました。これが「時間」というものになり、これが積み重なるのを「歴史」というようになりました。これは人間が作り出した「時間の流れ」の物差しです。でもそれ以外の、人間には分からない「時間の流れ」が存在していました。スズメのシズカは、その流れのあいだを行ったり来たり出来ました。

 動画は、花束を投げる二人の少女の姿をクローズアップしていました。ふたりは花束を投げたあと、海に向かって目を閉じて合掌し、姉と思われる少女がふたたび目を開いたとき、涙であふれそうになっていました。

 メディアは、こういうシチュエーションが好きなのです。いたいけな女の子の映像を撮って、民衆の涙を誘おうとするのです。私はメディアのこういう風潮が嫌いで、テレビや新聞を見ていません。

 たとえばバブル経済の終わり頃、1992年度(平成4年)の各家電メーカーの決算発表では、松下電器、日立、ソニー、シャープ、サンヨーと軒並み赤字だったのに、T電気だけが黒字でした。

 その新聞記事には、

「この会社のノートパソコンは日本ではあまり馴染みがないが、世界中に売られており、これはT電気の努力の賜物である」

 と書かれていました。

 そのころ私は、東京に行った際に秋葉原の電気街を歩いて見ましたが、どこにもT電気のノートパソコンはありませんでした。

 しかし、2015年、T電気が長期間にわたって不正会計を行っていたことが発覚しました。ノートパソコンの部品を大量に下請け業者に押し付けて黒字に見せかけ、決算後にその部品を買い戻していたのです。私でもおかしいと思って電気街を見たくらいですから、メディアの人間であれば、調査するくらいのことはやらないとおかしいと思いました。あの「世界で売れている」と書いた記者は調べもせずに、決算発表をもとに「想像」で書いたことが考えられました。それ以来、メディアを信じていません。どうしてもニュースが知りたいときは動画を観ています。数日後の動画もありますが、それで充分です。


「可哀そうに、あの装置を使えば墜落しなかったのに。彼女らの父親たぶんも死ななかっただろう」

 私は少女らを憐れんで独り言をつぶやきました。しばらくして、「待てよ。いまなんて言った? あの装置? なんだそれ?」と自分が言った言葉に疑問を持ちました。

「確かに装置って言ったよ。授かったんじゃない?」

 凜が言いました。

「そうだ装置って言った。なんだ? 凜は勘が鋭いぞ! なんだ、その装置? その装置があれば墜落しない、ってことは空を飛ぶことと関係があるのか?」

「いい線いってるよ。思い出して。思い出して」

「待て待て。慌てるな! わかってる、わかってる。いま思い出している。映像が次々と浮かんでる。男の人が立っている。誰だ! 見たことはない。男性が次々と映像を出してるぞ!夢だ! そうだ、夢で見た。思い出したぞ! 男性が胸の記章には桜が2つあるぞ!うわぁ! なんだこれは? メモメモ」

 凜がノートを咥えて、私に渡してくれました。そのノートを取ると、私は書きまくりました。凜が伸びあがって、私のノートを見ていました。私は自分でも理解できない数字をメモしました。私は「あの装置」が映像として見え、忘れていた夢を思い出すように一心不乱に書きました。私の眼は、現実ではなく、瞬くのも忘れて映像の世界を見ていました。

「これは」

「なになに」

 凜が、私をせかしました。

「これは空飛ぶ航空母艦だ。映像では宇宙戦艦のように空を飛んでいた」

「確かにその装置を使えば、自衛隊のヘリコプターは墜落しなかったわね」

 その後、私はネットで航空自衛隊の事故の内容を検索しました。

「死んだ隊員の中に『上野譲2等空佐』とある。ネットで階級章をみると、2等空佐だと『さくら』が2つだ。夢の中に出てきた男性は彼だ」

「すごいね!」

 凜が喜んでくれました。

 私は凜を抱き上げて、「やったぁ!」と叫びました。凜はかなり重くなっていました。私の顔を凜が舐めようとします。

 私は顔をそむけようとすると、

「ヒミコ様が言っていた『幻を追いかけよ』というのはこの事じゃない?」

 と凜は言いました。

「そうか! 幻とは映像のことだったんだ。偉いぞ! 凛!」

 この騒ぎに、ナマイキがやって来ました。

「なにがあったの?」

 とナマイキが聞いて来ました。

「これだよ」

 私はナマイキにノートを見せました。

 ノートには記号や数字が入り混じり、どれも見たことのない形で書かれて、数式のような物が隙間なくびっしりと書かれていました。書いた自分が驚いたくらいの量で、1冊のノートにいっぱい書かれていました。

「なんなの、これ。目がくらくらするわ」

 シズカがおっとりとやって来て、

「呪文みたいだわ」

 とノートの数式を見て言いました。

 凜がすぐに気がついて、「ハクシキさんを呼んでくる!」と私に言って走り出しました。ほどなくハクシキが凜の背中に乗ってキッチンにやって来ました。ハクシキは最近、歳のせいか、あまり飛ぶこともなくなったので、私は彼をテーブルの上に運んであげ、広げられたノートを見せました。

「なるほど、これのことや」

「これのこと?」

 私は不審に思って聞き返しました。

「そうや。自衛隊員が夢の中に出てきて、ノートを差し出したんだ。なんだろうと思って覗くと何も書いていなかった。なんやこれ? と自衛隊員に聞いたがなにも喋らへん。わてがスズメだと思ってバカにしてるかと思ったんやが、何回も同じ夢を見るんや」

 と言い、数式を眺め、羽の下から小さな眼鏡を取り出して器用に目にかけました。

「その自衛隊員って、フライトスーツで、胸に桜のマークがふたつなかった?」

「せや、たしかに胸に桜のマークがふたつあった」

「わたしも同じ夢を見た。いや、同じ人物の夢だ。それは『上野譲2等空佐』という人だよ」

「まるくんも同じ人の夢を見たんやな」

「ところで、この数式が理解できるのか?」

 同一人物の夢にも驚きましたが、ハクシキが数式を理解できることは、それ以上に驚きました。このときから、ハクシキは数式と格闘することになりました。

「君が人間だったらノーベル物理賞は間違いなしだね」

 私はすこしお世辞のつもりで言いました。

「その賞なら、まあ、取ったことがあるかな…。いや、なんでもない、聞かんでおくれやす」

「えっ?」

「それ以上くわしく聞かんといて。口がすべってしまったわい。君には教えられへん」

 ハクシキは、私のことはそっちのけで、数式と向き合っていました。

「よく考えてはる。これを考えた人は天才やな。さっきの話ではないが、これを考えた人はノーベル賞やな」

 私は黙って見ていることしかできませんでした。

「せや、ミニカーを買ってきてくれへんか?それからこれらの部品もや」

 ハクシキが細かく書いたメモを私に差し出した。

「ミニカーなんてどこで買えるのか、見当もつかないぞ」

「心配せんといてや。わてはハクシキや。ここの近くにトイザらスがあるだろう。そこにミニカーはある。部品はホームセンターにあるはずや」

「さすがに詳しいな。スズメのくせに!」

「スズメになる前の話や。まあ、昔から知識はぎょうさんあるんやで」

 そのとき、凜が、

「まるくん、ミニカーならあるよ。おかあさんの思い出のミニカー!」

「そうだった。偉いぞ、凜」

 ナイトテーブルに飾ってあるミニカーを持って来て、ハクシキに見せました。

「60年前の古いミニカーだけど大丈夫かな」

「外見は問題あらへん」

「ミニカーはこれで用意出来たね。ほかの部品を買って来よう」

 私は凛をつれて、車でそれらを買って戻ってきました。

 そのミニカーを分解しまし、ハクシキの言うとおりに、部品をミニカーに取り付けました。市販されていない部品は私が作りました。

「スイッチを入れてみて」

 ハクシキの言うとおり、私はスイッチを入れてみました。しかしミニカーは動きません。ハクシキはミニカーをあちこちから見て、

「理屈はこれでいいはずなんだがなぁ」

 と、ため息をつきました。

 テスターで、私は各部品の電気の繋がりを調べていましたが、どこも通電していて悪いところはありませんでした。

「どこも悪いところはないみたいだけど」

「これは精度が悪いんかなぁ? それとも素材の問題なんかもしれへん。原因がわからへん。なんとかならへんか」

「わかった、なんとかしよう」


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