午後のふにゃもふ
午後の昼下がり。
ふにゃふにゃモードの俺は、お昼寝をしている、
ふうくんとすうくんの傍らに寝転がった。
何故だか、ふにゃふにゃモードの時は、
日向ぼっこがとっても気持ちいいのだ。
因みに、シーベリーちゃんとぐりちゃんは日影が好きなので、
カーテンの陰で、お昼寝中だ。
「・・・!」
とてとてと、もゆちゃんが俺たちの方へ駆け寄ってくる。
猫耳しっぽだからかな?もゆちゃんも日向ぼっこが大好きだ。
俺の胸元に入って来て、寝っ転がって幸せそうな表情を浮かべて
すやすやと寝始めた。
・・・猫耳しっぽ萌えっ!!
「ふにゃぁ・・・♡」
そして、お手手ばんざいして仰向けに寝ていたすうくんが、
もゆちゃんに寄り添うように寝返りを打てば、
その隣のふうくんも同じ態勢で寝がえりをうつ。
3にんとも、何だかかわいい。
そう言えば、昔・・・
ふにゃたち3つ子と、こんな風に寝ていたことが・・・あったような・・・
ふあぁ・・・俺も眠い・・・
横にふにゃのふわもふを感じながら、
俺もつい、すやすやと寝入ってしまった。
―――
昼下がりのお昼寝。
暫くして、ふと、目を開けると、
仲良く眠るちびっ子たちの先に眠る姿赤紫色の髪の少女に、
俺は一瞬ドキリと鼓動が鳴って、そして固まった。
いやいや、待て待て、間には、ちびっ子たちがいるのだし・・・
その、きっとふうくんやすうくんたちと寝たかっただけだよね・・・?
そう思いながら、俺は再び目を閉じたのだった・・・。
―――
「ふぅにゃぁ~♡らぶらぶにゃぁ~♡」
ん・・・?ふうくんの声かな?
「よいしょ、よいしょ」
もゆちゃんの小さな手が、俺の手を引っ張っている気がする。
・・・ので、その手に身を任せてみる。
ぽふっ
「・・・んにゃ・・・?」
何だろう、と、瞼を開けると、
俺の手を、もふりと握る両手が目に入り、
俺が目を開けたことに気が付いたちびっ子たちが、
かわいらしくかけていく。
「OH、イエァッ!見つかっちゃったぜベイベ~!」
シーベリーちゃんも一緒のようだ。
「逃げるにゃぁっ♡」
すうくんが恥ずかしそうにとてとてと
みんなでかけていき、
テーブルの脇に腰掛けるひにゃさんのとなりに寄り添って、
何故だか俺の方をわくわくしながら見ている・・・?
あれ・・・そう言えば、この手・・・
俺は、顔を上げて固まった。
赤紫色のモモちゃんの双眸が、じと、俺を見つめていたのだ。
あ・・・こういう悪戯!?た、確かに、
ちびっ子たちの悪戯・・・めっちゃかわいかったけど・・・
その後の展開が・・・展開がぁっ!!
「これは婚前にありなのか?」
びくっ、いつの間にやらフィイ兄さんが来てる!?
「お兄さまもやりたかったのにっ!!」
寝起きドアップでお兄さまが俺の手を握っていなくて、
本当に良かったと胸をなでおろした。
「その・・・ウイ」
しかし次の瞬間、いつもの威勢のよさが感じられない、
少し恥じらうようなモモちゃんの声がして、
ハッと視線を戻す。
「その・・・いいのか?」
「えぇと・・・何だろう?」
「ふにゃもふモードの時のウイは、ふわもふしてもいいのか?」
「えっとぉ・・・」
何か目が輝いているんだが。
※モモちゃんはふにゃふにゃ大好きだぞっ☆
「えぇと、その・・・ふにゃ耳くらいなら」
「しっぽは・・・ダメなのか?」
そんなしゅーんとならなくてもっ!!
「まぁ・・・別に、いいけど」
俺も、ふにゃのしっぽはふわもふしているし。
「約束だぞ」
「あぁ・・・うん」
何故だかちょっと照れ臭い。
「じゃぁ早速ふわもふにゃぁっ!!」
あ、いつの間にかふにゃがふわもふブラシをふたつ持って来た。
「モモちゃん、ふにゃとふわもふするにゃぁ♡」
「うん、しよう!」
ふにゃからブラシを受け取り、身を起こしたモモちゃんは、
何だか嬉しそうに、起き上がってし差し出してみた俺のふわもふしっぽを
満足そうにふにゃと一緒にふわもふしていた。




