第3話「更なる運命の分かれ道」
グロデスク入ってしまいました。気をつけてください
-第3話-
「更なる運命の分かれ道」
あれからどれくらい月日が経ったのだろうか...
世界が崩れ落ち、全ての星が繋がった。
俺がここまで生き甲斐であった海すら崩壊してしまった。
今俺がどこにいるのかというと黒星という星にいる。
なぜ黒星にいるのかというと真っ黒で邪悪な星になってしまったことから皆そう呼ぶようになったのだ。
住んでいる星は変わらない...変わったのは星の名前だ...。
全ての星は5つある。
俺は今まで神と悪魔はこの星だけかと思っていたがそうではなかったのだ。
神と悪魔は銀河を守っていたようだ。
神と悪魔の繋がりを悪くし...やがて滅んだ。
それで銀河は滅び始め、滅んだ結果が全ての星を繋がせたのだ。
普通じゃ有り得ない話だ。
あの崩壊により、また更に多くの人を亡くした。
これは他の星でも同じことだろう。
しかし、問題はまだ多く残されていた。
他の星は戦争を起こし、やがてこの星も戦争が始まった。
そう...全星戦争というのが。
言葉の通り、全ての星が神を作る為の戦争だ。
俺は間違っていると主張している。
しかし、誰も耳は傾けてはくれない。
信じれるのは己のみ...。
死ねば食われる...死ななければ戦い続けなければいけない...。
人間は同じ人間を殺し、そして人間を食う。
食料がない俺らには生き延びる手段はこれしかないからだ。
悪夢はとっくに始まっている。
人間を食うには焼かなければいけない。
火はいつでも街にある。
しかし焼こうとすれば奪い合いが始まる。
奪われれば食料はなくなる。
奪われないようにするには奪おうとする奴を殺すしかない。
残酷な世界に今はなっている。
こんな状況で本当に平和というのは来るのだろうか。
だが、誰一人諦めてない。
神という存在を作れば誰しもが平和な世界に戻れると思っている。
しかし、俺は間違っていると思っている。
神がいても悪魔がいなきゃ意味がない...そんなことではない。
神に頼ってばかりではいけないのだ。
人間の力で平和な世界を作っていかなきゃいけない。
俺はそう思っている。
必ず...絶対に...見つけだす。
人間の力で平和な世界を作れる手段を。
さて...今日のご飯はどうしようか...。
皆は人間を食っているが俺は好みではない。
焼いた所でほとんど生の味するしな...。
だから俺はそこら辺にいる生き物を捕まえている。
海が無くなったとは言ってもな。
水が無くなった訳ではない。
ザリガニやカニ。
貝類だってたまにはいる。
小さい頃ザリガニを川から捕まえたりしていたのが,,,
まさか食うことになるとは思っていなかったさ。
だが、ザリガニもちゃんと火を通せば人間よりは旨いさ。
皆は「よくそんなの食えるな。」って言うが人間を食ってる連中には言われたくない。
人間が人間を食ってるとか俺には理解不能だ。
だからザリガニとかは俺の独り占め...?
ん...? 川に女の子が一人。
見た目は胸くらいまでの長さの黒い髪。
胸は普通くらいだろうか...。
少女というよりは15歳くらいだろうか。
俺はとりあえずお腹が空いたので
川に入って食料を探しながら近づいた。
近づいた時、俺に気づいたのか彼女は震えていた。
目には涙を浮かばせていた。
俺そんな怖い見た目ではないと思うんだが...?
とりあえず俺は話しかけてみた。
「どうしたんだ? こんな所で」
返事はなかった...。
ただ震えていた。
「ん...?怪我してるのか?」
俺は近づいて傷を見た。
右腕に斬り傷のようだ。
この世の中では男も女も関係ない。
子供も大人も関係ない。
ただ皆生きるのに必死なのだ。
「大丈夫だ。俺は斬ったりしないよ」
彼女は震えながらも頷いてくれた。
でもこんな世の中だ。
そんな言葉をかけても普通は信じてくれない。
だから俺は服の袖の部分を少し切り離し、彼女の傷を布が巻くように着けた。
彼女は小さい声で「ありがとう」と言ってくれた。
俺は嬉しかった。
俺は「またね」と声を掛け彼女を後にした。
さて...食料はいないのか...?
隅々まで探した。
「痛っ!!」
大声で叫んでしまった。
何かに足の指を鋏まれたようだ。
ん...? 正体は食料のザリガニ君ではないか。
1匹目と...。 しかもこのザリガニ君今までより大きいな。
こりゃ嬉しい。
あと1匹捕まえたい所だがこれくらいにしておくとしよう。
さてと帰るとするかな...。
俺はさっきの子が気になったが...俺はそのまま帰った。
この世の中は信じれるのは己のみ。
裏切られるくらいなら関わらないほうがいい。
皆がそうじゃないとしても俺は一人で生きていく。
この世の中は自分の命は自分で守れるようにしていかなければいけない。
だから無駄な関わりはしたくない。
っと、町の入り口に着いたか。
今の世の中には金というものがない。
だから町と言っても商売とか似たような行為は一切ない。
さてと...町に入る前に準備しなければな...と。
俺の食料は人間じゃないから問題ないか。
男の人が声を掛けてきた。
「お前さんか...どうせ赤いハサミ2本ついた変な生き物なんやろ?」
もう一人の男が
「ならいらんわ。やっぱ人間じゃないと食った気しないからな」
これが俺の日常さ。
皆、人間を狙って待っているのだ。
俺はのんびり火でザリガニを焼いていた。
すると、大爆発の音が聞こえ地震が起きた。
「な、なんだ?」
黒星人が一人、息を荒らしながら町に入ってきた。
その男は
「大変だ! 世界が更なる崩壊を!」
地震は治まったようだが...。
皆の話を聞いていたが...
どうやら黒星と赤星以外崩壊してしまったらしい。
一体...この世界はどうなるんだ...?
いずれ黒星も赤星も滅び星が無くなり生き物はいなくなるのか...?
世界は終わるのか...?




