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勇者はおっさん?俺は?《おっさんを助けたら巻き込まれて召喚されたので好きにさせてもらいます》  作者: 盾乃あに
第2章 『カリーナ』と『ライズ』

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錬金レシピ


「とりあえず10階層からね!」

「了解!」

 とモノリスに一緒に触って転移する。


「なんとか全員来れたわね!」

「だな、2パーティー同時に来れるなんてな!」

 (これもまた発見ってやつか)


「じゃあ、17階層までいくわよ!」

「「「おう」」」

 隊列はレベルを上げたいレティーと斥候のシンドゥ、俺が後からついていき、中間にリシア、ウィッシュ、コーラリス、テレサ、後衛にミント、アリア、ミリオンだ。

 大行列なので、瞬殺されるモンスターにドロップも拾うがほとんど止まらずに動ける。


 歩きながら全マップがある俺が最短で17階層まで案内する。

 そうして歩いて行くと2日で17階層に辿り着く。


「ここですね」

 とシンドゥが言うと罠解除する。

 “ゴゴンッ”と音がして新しい道ができる。

「凄いわね! 本当に裏ダンジョンだわ!」

「先に進みましょう!」

 と先に進むがミノタウルスなど敵の強さが上がっている。

 まぁ、ちょうどいいレベル上げだな。


 と先に進むとゴブリンアサシンか、さっさと倒すとゴブリンアサシンのドロップは魔石とアサシンダガーだ。

 そしてお待ちかねの宝箱は金色に輝いている。


「こ、これが若返りの桃ね?」

「そうですね」

 と開けると、『知識の種』と言う錬金素材だな。


「ミリオン? 本当にここなのよね?」

「当たり前だ。嘘つく必要ないだろ?」

「と言う事は初回限定の可能性大ね」

 とリシアが言う。

 ダンジョンが発見された時も初討伐者は秘宝をいくつも所持したと言われている。


 (あーぁ、でも錬金術の素材だから俺が買い取るか)

「錬金術の素材だから俺が買い取る。だから先に進もうか?」

「分かったわ! 買取よろしくね!」

 と言って25階層まで行くと行き止まりでモノリスに触り外に出る。


 裏ダンジョンだから階層もほぼ一直線で、1日で25階層まで降りた。

 モンスターも俺たちの敵にはならなかったな。

 まぁ、特殊なモンスターだったのでドロップは錬金素材や、特殊武器などが多かった。

 17階層、20階層、23階層、25階層でボスが出て来た。


『カプセルの実』……錬金素材

『知識の種』……種類が豊富で錬金素材

『力の種』……力のステータスが上昇する。

『早さの種』……早さのステータスが上昇する。

『生命力の種』……生命力が上がる不思議な種。


「『知識の種』と『カプセルの実』は錬金素材だから俺が買い取る。あとはステータスアップ系だから自分らで使うほうがいいぞ?」


「わかったわ、それで、いくらで買い取ってくれるの?」

「んー、金貨1000枚だな。なんに使うかはまだ分からないからな」

「了解! それでいいわ!」

 とウィッシュも納得したのでこれでいいだろ。


「それにしても若くなったわね、2人とも」

「今更か? もうちょっと早く言ってくれよ」

「あの時は『若返りの桃』に夢中だったのよ!」

 まぁ、2人とも無精髭もなく、シンドゥは腹もへっこんだな。


 (コーラリスとも良好のようだしな)

 宿に戻った俺らはとりあえず乾杯してこれからの行動を決めて行く。


「とりあえずはここのダンジョンを攻略しないとね!」

「そうだな、それを目標にここまで来たからな」

「シンドゥはダガーはそれでいいのか?」

「いや、作ってもらうつもりだ。素材もあるしな」

 ここの親方に頼むのか。


 よく飲んでよく喋ったあとはようやく眠れるな。

「ケント様?今日は僕です!」


 朝はミントと起きて、朝飯を食いに下に降りる。

 みんなはまだの様だな。

 まぁ、朝まで起きてたから早いんだけどな。


 (とりあえず古本屋に行ってレシピを探してみるか)


「おはよーさん、早いな」

「おはよう、まぁな、で? 明日からだろ?」

「そうだな、あ、女将、いつもので」

「あいよ」

「とりあえず俺らも明日からダンジョンに行くつもりだ」

 とパンを齧りながら言う。

「ならどっちが先か競争だな」

「あんまり無理するなよ? 怪我したらウィッシュに怒られるぞ?」

「若くなった俺の体力舐めるなよ?」

 と言うミリオンは若く、一番いい頃に戻ったみたいだな。

「分かった、じゃあ、俺ら食ったからまたな」

「おう! またな」


 とりあえず朝から店なんかやってないので部屋に戻り、シャワーを浴びる。

 サッパリして新しい服を着て外に出る。

 もう動き出している人の波を避けながら古本屋に行くと、やはり笑うこのクソジジイ!


 (せっかくの朝が台無しになるだろ!)


「はぁ、もういいや」

 とりあえず錬金術のレシピを探す。

 少しは片付けろと言いたいが、一応本棚に収まってるやつもあるので、外に出ている本はまぁいいや。

 

 本を見て行くと、やはり古本屋だからぐちゃぐちゃに並べてある。

 王城の書庫が懐かしいな。


 (お、あったあった、『錬金術のレシピ 2』……1は?)


 それから1時間ほど探したが1は見つからず2だけ買うことにした。


 (はぁ、やっぱりあそこの古本屋で買うのはもうやめだな)


 とりあえず部屋に帰って読んでみる。

 レシピ2がスキルに入ったが、やはり基礎のレシピ1がないと意味がない様だ。


 (どこかで探すか、ダンジョンを攻略した後どうするか決めないとな)

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