表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者はおっさん?俺は?《おっさんを助けたら巻き込まれて召喚されたので好きにさせてもらいます》  作者: 盾乃あに
第2章 『カリーナ』と『ライズ』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
36/67

新しい仲間と剣


「それにしてもこんな高価なものがもらえるとはな?」

「ん? 要らないなら返せ」

「いるよ! ただでさえ斥候は道具が多いんだからな!」

 とシンドゥにマジックバッグを作ってやった。


 俺の部屋にシンドゥが来ていて、2人で飲みながら話をする。


「と言うかお前が召喚されたなんてな」

「まぁ、口が固そうなお前だから言うんだけどな」

「黙っといた方がいいぞ? お前の力はそれだけ強力だからな」

 (アリア達は知ってるんだがな)


「で? その神聖国はどうするんだ?」

「今のところなんとも言えないな」

「だろうな、情報屋の話は話半分で聞いた方がいい。だが、カツ丼とか言うのはお前の国のものだろ? 案外嘘ではないな」


「だな、神聖国がなんのために召喚したのかはわからないが、王国の禁書庫には召喚の本はあったからな」

「は? 禁書庫にまで入ったのか?」

「まぁ、王様に許可はもらったがな」

「ふぅ、勝手に入ったのかと思ったぜ」

 ビールを飲み干すシンドゥ。


「ほら。それにしても日本人だろうな」

 新しいビールを渡すと、

「おう。その日本人ってのがお前らか?」

「そう言うことだ」

「分かったよ、知り合いに声かけとく。何かわかれば知らせが来るさ」

「悪いな」

 と俺もビールを飲み干し、串焼きを食べる。


「まぁ、『ライズ』に入ったんだ、仲間だろ?」

「だな」

 と乾杯して夜は更けていく。


 あの後シンドゥが帰ってからステータスを見てみる。


「ステータス」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 堂本 健人(ドウモトケント) 20歳

 レベル129

 スキル 生活魔法 剣術上級 八大魔法 解体 薬学 錬金術 索敵 回復魔法 付与魔法 認識魔法 全マップ 罠探知・解除 鑑定 隠密 暗殺術初級 判定魔法 性技 古代魔法 魔道具製作 漢字

 ユニーク 読書 収納 ショップVer.4.0 限界突破 スフィアボール製作 蘇生 再生

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 まだ使ってないスキルも多いな。

 『スフィアボール製作』はどうするんだ?

「あぁ、これはすごいかもしれないが、魔力と素材が必要だな」

 持っているスキルを『スフィアボール』にできる様だ。


 本は持ってるから『収納』なんかは『スフィアボール』に出来ればいいが、蟠桃とはなんだ?


 後、王城で読んだ『魔道具製作』だが、大きさにより文字数の決まったルーン文字を配列しないといけない様だが、漢字でできる様だ。


 これは使えるかもな。

 まぁ、まだ魔道具を作るなんて考えてないけどな。


「あ、そうだ」

 自分で本を書いてみるのはどうだろう? 

 もしかしたら……って文才なんてない俺が書けるわけないか。

 だが、一応試してみる。


 が、やはり失敗に終わった。

 ノートにそれらしく帰還の方法を書いてみたが、発動しなかったので(黒歴史)が増えてしまっただけだった。


 翌日はヘンドリックに御者を任せノセックの街まで行く。

 途中でモンスターなんかも出たが、すぐに倒し、どちらかと言うと良い旅だな。


 (夜になる前に着いてよかった)

 ヘンドリックは厩番だし、そこの宿に泊まるそうなのでここでお別れだ。


「またな! ヘンドリック!」

「ハハッ! またお願いしますよ!」


 宿に行くと女将も喜んでくれたが、宿がいっぱいなので男部屋と女部屋が二部屋になってしまった。


「まぁ、男3人だから別に気にすることはないな」

「だな、ミリオンは誰狙いだ?」

「俺か? 俺は普通の子を探すよ」

「は? なんでだ? ハーレムじゃないか!」

 (シンドゥの言うこともわかるが、ミリオンの気持ちもわかるな)


「お前はまだ女の怖さを知らない」

「や、やめろ! 俺をそっちに引き込むな!」

「あのな、女ってのは」

「キャーーー!!!」

 と騒いでると、

“バンッ!!”

 扉が開くとウィッシュだ。


「う・る・さ・い!」

“バタンッ!”

 

「な?」

「あ、あぁ」

 (シンドゥも、少し分かったようだ)

「まぁ、飲もうか」

「だな」

「賛成」

 と俺たちは静かに駄弁って寝る。


 翌日はミリオンの剣を取りに行く。

「親方! 遅くなった」

「あぁ、勘定はたんまりもらうぞ!」

「お手柔らかに頼むよ」

 とできた剣は青色の剣だ。


「アダマンタイト・ミスリル、それにオリハルコンも少し入ってるからな!」

「希少金属ばっかじゃねーか! い、いくらだ?」

「金貨500枚だ」

「……ふぅ、なんとかあるな」

 一応は金は貯めてた様だな。


 ミリオンはその剣を抜き放ち、試し斬りをしに裏庭にいくと、軽く振るだけで木材が“スパンッ”と斬れている。

「お、おぉ、すごい切れ味だな」

「まぁ、手入れして、また長く使えよ?」

「おう! ありがとな!」

 と背中に付ける。


 (まぁ、俺の剣は予備になった様だ)


「とりあえずシンドゥは初めてだろ?」

「あぁ、悪いがダンジョンは初めてだ」

「じゃあシンドゥ連れて1階層からだから、俺らは先にいくわ!」

 とミリオンが言う。


「2人で行ってきてー」

「どうせ剣の慣らしがしたいんでしょ?」

「それならそうなりますね」

 とリシア、ウィッシュ、コーラリスが言う。


「は? 嘘だろ?」

「それくらいできるでしょ?」

「……出来ないことはないが」

「なら決まりー! いってらっしゃい!」

「頑張ってね!」

 コーラリスに頑張ってと言われてその気になるシンドゥ。


「いくぞ! ミリオン!」

「お、おま、待てよ!」


 (2人でもなんとかなるが……気の毒だな)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ