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死者の飼い方



 今宵も師匠は女の屍傀儡に、夜伽の相手をさせる。

 毎晩飽く事無く次々に違う相手としげる。

 師匠は偉大な魔導師で、僕はその弟子だ。彼に敬慕し憧憬してるが、唯一師匠の陰湿行為だけは嫌悪している。あの行為は死者への冒涜だ。許される事ではない。


 ついに限界を超え、僕は指摘した。

「師匠。屍達を永眠すべきです」

「何を言う。お前が私に蘇生術を会得したいと望むから、屍傀儡でも弟子にしたんだ」

 そうか。僕も死んでいたんだな。




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