表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/83

第七十六問

ヒョウガ様 感想ありがとうございます。

黒い森のようなところに時計屋たちが着地する。


「よっと、この辺かなぁ?」


サタンの方を時計屋がむいた。


「とは思うが、どう思う?」


龍星を見るサタン。


「俺に聞かれても分からん」


龍星は首をかしげた。


「どうやらあちらのようです」

「波動が使えるって随分と便利だね」

「そうだね。それにしても部下もつれないでこの辺に居るっておかしくない?」


なにか罠があるのかもと不安がるほむら。


「まあ、こちらとしては好都合だがな」

「そこまで言いますか」

「正直、人目につかない方があっちもやりやすいって事だろうけどね」


森の中を進む。ふと、ほむらは気になったことをそらに聞く。


「そら、そういえばだけどさ。魔王って何に特化しているの? 七大魔王はそれぞれ得意分野があるって言うよね」

「まあ、確かに。憤怒は雷、傲慢は風って具合に得意分野があるね。魔王は強いて言うのなら、「貫く」ことかな?」

「「貫く」?」

「うん、言ってしまえばどんなものでも貫けるのさ。例え概念だろうが物体であろうが」

「あー時計悪魔を「貫い」た。みたいな?」

「そ。まあ、対策は取れるし大丈夫だよ。『禁』!」


そらを中心とした場所から魔方陣が現れて消えた。それだけで場の雰囲気が一気に変わる。


「おお、流石メ「そらに改名したって言ったよね?」

「聞いてないよ。それ」

「そう、だったら今覚えておいて」


そこに野太い悲鳴が聞こえた。


「! あちらの方だ」


                       ◎


辿りついて見れば、魔王が磔にされていた。


「し、ししょ……」

「おお、レヴィこんなもんでどうだ?」

「微弱ながら私もお手伝いさせていただきましたなのです」


物凄くいい顔をした運命屋と燐音によって。


「微弱どころじゃないだろ。どこまで規格外なんだ」

「リンネは師匠と同レベルだから」


時計屋の目がものすごく遠くを見ていたのは気のせいだろう。


「とりあえず、よかったね。魔王退治終了してるよ」

「こんなあっけない終わり方で良いのか?」

「あ、まだ息がある」

「いや、殺したらまずいから!」

「でも虫の息もいいところですよね?」


正直、やりすぎな気もしなくはないのですが……。


「じゃあ、止めはボクでいい?」


そう言った時計屋の目は光がなくなっていた。時計屋が発する重圧感にその場に居た殆どが頷いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ