第六十八問
ヒョウガ様、LAN武様、レフェル様 感想ありがとうございます。
『魔王城入り口、この先。』
トンネル出口付近、そんな看板が立っていた。照らして内容を呼んだ龍星が一言。
「………この看板信じていいと思うか?」
「たぶん……」
と、明也。しかし、胡散臭いなぁとは思っているようだ。
「大丈夫だとは思うよ」
と、銀。まあ、何かあってもいいや、といった雰囲気がある。
「本当に大丈夫か?」
と、拓麻。表情が本気で心配していた。
「大丈夫だよ……多分」
と、時計屋。こっちも割と不安そうだ。
「悪魔が否定したらもともこうも無い気がするんですが」
と、悠悟。ごもっともなツッコミです。
「大丈夫だ。我らが何度もここを行き来したことがあるからな」
「信じて大丈夫ですわ」
地元民のいうことを聞き、とりあえず看板に従うことにした。
「凄いな。流石魔王城、殺伐荒廃とした雰囲気が」
城壁はボロボロ、城は焦げていて、掲げてあったであろう旗は半分ほど焼け落ち、中庭らしき所には無数の剣が刺さっていた。
「うわ、何これ。敵襲?」
「じゃないか、流石にここまで荒れてなかったぞ」
「ですわね。けど魔王様は何故侵入を許したのでしょう?」
「「「え?」」」
どうやらこの殺伐っぷりは予想外だったらしい。
「と、とりあえず行こう。何かチャンスみたいだし」
一行は侵入を開始した。
「かかかかっ、天下の魔王様もざまあ無いわねー」
本来魔王の座る玉座の前に水色の女性が胡坐をかいて座っていた。ちなみに魔王は椅子でぐったり倒れている。
「早く来なさいよ。バカ弟子ぃ」
彼女がくすりと笑った頃。
「はぐっ・・・・うぅ、本気で風邪引いたかなぁ」
時計屋はくしゃみをした。強く生きろ、時計屋。




