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ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第8章 期待の後輩

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第3話 炎獅子ルニィ



 エデン


 ルニィは色々な事ができるけど、その中でも特に炎の魔法が得意みたい。


 ぼうってやった火があっという間に大きくなっちゃう。


 威力の調節も自由自在で、マッチサイズの火から、建物サイズの火までできるんだよ。


 その日も、すごい勢いの炎を操ってあっという間に魔物を倒したった。


 いつもみたいに、エデンに行って素材とか魔石とかを集める日だったんだけど、ルニィは新入りだとは思えないくらい活躍したな。


 剣を使って、一人でズバズバ敵を切り裂いて、どんどん進んでいっちゃうし、それに魔法でもすごく強い。


「すべてを灰燼に帰す非情炎よ、その威力を敵に見せつけ、吹き荒れろっ!」


 ルニィが呪文をとなえると、あっと言う間に敵は消し炭になってしまった。


 敵はきっと自分に何が起こったのか分かっていなかったと思う。


 反撃する事も出来ずに、炭になっちゃったから。


 皆はそんなルニィの活躍に大喜び。


「さすが期待の新人だな!」

「即戦力になる新人なんてそうそういないぜ!」

「今日の主役はお前で決定だ!」


 嬉しいは嬉しい。


 けどやっぱり面白くない。


 ルニィがちやほやされていると、なんだかむっとしちゃう。


「異名は炎の魔人でいいか?」

「いや、炎獅子がいいだろ!」

「炎マスターってのはどうだ!」


 私なんてまだつむじ風みたいなのしか出せないのに。


 皆に頭を撫でられているルニィを見ていると、胸のあたりが苦しくなる。


 ルニィだけ強くてずるい。

 ルニィだけ誉められてずるい。


 私もルニィみたいな強さがあれば良かったのにな。



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