表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第8章 期待の後輩

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

62/82

第2話 優しい子



 はじめてその子がやってきたときはちょっと驚いちゃったな。


 だって、私より小さい子だったんだもん。


 ルニィ・トーチカ

 赤い髪の男の子。


 いろんな武器が使えて、手先が器用。

 魔法も使えるみたいで、実戦経験もたくさんあるんだって。


 なんだか物語の主人公みたい。

 私より年下なのに、できることがたくさんあって羨ましいなあ。


「これからギルドハルジオンのメンバーとしてやってく事になったから、よろしく」


 それで、初対面の挨拶はそんな感じ。


 ちょっとぶっきらぼうな子だなって思った。


 でも、しっかり者だから、何でもそつなくこなしちゃう。


 先輩として色々なことを教えてあげようと思ったのに出番がなくてちょっとがっかり。


「ねー、ルニィ。何か困ってる事ない?」


「ルニィってばー」


「ねーねー」


 そんな風に話しかけてたら、うっとおしがられちゃった。


「あー、もううっさいな。邪魔だからどっかいっててよ」


 怒らせちゃった。


 ちょっと声をかけすぎちゃったかな。


 エリーシアが来た時も、私は話しかけないでって思ってたから。


 こういうのは良くないよね。


 ルニィに謝らなくちゃ。


「ごめんねルニィ。先輩として色々教えたかったけど、迷惑だったよね」

「べっ、別に。迷惑とかじゃなくて、ただ気が散っただけだから。そんなに気にすんなよ」


 素直にそう言ったら、ルニィは許してくれた。


 ちょっとぶっきらぼうだけど優しい子みたい。


 いい子がギルドに来てくれて良かったな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ