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ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第6章 揺りかご

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第8話 救助の手



 数時間経ったら、子供達が意識を取り戻したらしい。

 ぼうっとしていた子供達が、周囲を見回して気が付くと、混乱しはじめた。


「おかあさん、どこっ!」「ここどこ!?」「こんなとこやだ。おうちにかえしてっ!!」


 子供達が泣き始めると、大人達がやってきて怒鳴った。


「うるせぇぞ、ガキ共」


 乱暴者ってどうしてそういう事ばかりするんだろう。


 前にエリオが、自分が弱いから強く見せたいのよって言ってたのを思い出す。


 じゃあ、弱い私もこうなっちゃう可能性があるのかな。


 大人たちは、子供達を殴って、その後。


 ナイフを見せた。


「次騒いだら殺すからな、静かにしてろ」


 たぶんそんな事は出来ないと思う。


 よっぽど怒らせない限りは。


 苦労してここまで子供たちを連れてきたなら、当分は生きていないと困るだろうから。


 でも、子供達はそんな事が分からなかったみたいだ。


 子供達は怯えて震えるが、もう何も言わなくなった。


 そんな風にしていると、聞き慣れた声が耳に届いた。


 間違えるはずがない、ギルドの皆の声だ。


 ドンキーたちとかスフレとかエリオの声もある。


 皆が助けに来てくれたのだ。


「助けにきましたよ。大丈夫ですか? シノンさん」

「スフレ!」


 私は嬉しくてちょっと泣いちゃった。

 なんか、かっこわるいな。


「勝手なことをして。まったく。後でたっぷり叱りますからね」

「ごめんなさい」


 スフレや皆は、牢屋を開けてあっという間に子供達を助け出してみせた。

 皆助かったのだ。



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