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ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第6章 揺りかご

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第7話 牢屋の中の子供達



 私達は、十数分くらいかけて、洞窟の奥へと進んでいった。


「ここに入ってろガキども、騒いだりしたら承知しねぇぞ」


 それで、悪者たちは、子供達をそこにあった牢屋の中に入れていく。


 薄暗くて、明かりもないからどうなっているのか分からない。


 でも、たくさんの子供達の気配がした。


 洗脳が解けた状態なのかな。


 皆、不安そうな声を出していたり、すすり泣いていたりした。


「お母さんに会いたいよ」

「お家に帰りたいよ」


 たぶん、私達みたいに攫われてきた子供達なんだ。


 大丈夫だよって言ってあげたいな。


 けど、本当に大丈夫かどうか分からないから、声なんてかけられない。


 無力な私が喋っても、説得力がないから。


 自分の無力さに腹が立った。


 私には、牢屋の中に入れられた後、その場から去っていく大人たちの背中を、ただ見つめる事しかできなかった。


 一時間くらい経った頃に、セリスがご飯を持ってきた。


 かび臭いパンと水っぽいスープだ。


 ぜんぜん、美味しくなかったけど、お腹がすいていたから、ちょっと食べた。


 変な物入ってたらどうしようって思ったけど、私達はたぶん必要な存在だから、毒殺とかはしないよね。


 いざという時のために、力を出せるようにしておかなくちゃ。



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