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ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第6章 揺りかご

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第5話 荒野



 どこかの荒野


 馬車が止まったようだ。


 御者台の方から人の気配が近づいてくる。

 

 めんどくさい、とかだるいとかいう言葉が聞こえてきた後。


 誘拐犯たちが顔を覗かせた。


 彼らは子供に「馬車から出ろ」と言う。


 子供達は当然、抵抗せずに大人しく言う通りに動いた。


「あと、そこの余計なガキ。お前もだ」


 彼らは私も目的地に連れていくようだ。


 ここで、暴れてもきっと、大人たちを一人も倒せないんだろうな。


 私は言う通りにするしかなかった。


 せめてもの抵抗として精一杯睨みつけてやったけど、あんまり効果はなさそう。


 その後は近くの洞窟まで歩いていった。


 この中に悪者たちのアジトがあるのかな。



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