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ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第6章 揺りかご

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第4話 馬車の中



 馬車の中


 大人達にしてやられた私は、どれくらい気絶していただろう。


 目を覚ました時は、まだ夜だった。


 まさか一日中眠っていたなんて事はないだろうから。

 せいぜい一、二時間くらいだと思う。


「動いてる」


 馬車はまだ走っている最中だ。


 目的地にたどり着いていないみたい。


 どこに行くんだろう。

 行く先は分からない。


 同じ馬車の中には、何人もの子供達がいるけれど、全然喋らない。


 それぞれぼうっとした顔で、じっとしていた。


 馬車の中を動いて、外を見てみる。


 飛び降りたらどうなるだろう。


 いや、どこかも分からない場所に取り残されるのは危険だと思う。


 世の中の事なんてまだまだ分からないけれど、それくらいは判断できた。


 でも、荒っぽい人たちと一緒にいるのも危険だよね。


「うーん、どうしよう」


 頭に障ると、ちょっと怪我してるみたいだ。


 きっとあの人たちはこれからも乱暴をするだろう。


 一緒にいたら、命を落としてしまうかも。


 けれど、それはここにいる子供達だって同じなのだ。


 私はこの子供達を助けに来たのに、ここで逃げていいのだろうか。


「私がギルドのみんなみたいだったら、ここでぱっと悪者をやっつけて助けてあげられるのに」

 


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