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第6話 幸せになってもいい
エデンから帰って、市場で換金した後は、エリオとマルクがお金をもってギルドへ戻っていった。
他のメンバーは買い出しや、備品の補充、あとは武器防具の修理だ。
町に皆が散らばっていった。
「スフレはみんなみたいにお店に行かないの?」
「私にはやる事がありますからね。シノンさんこそ行かないんですか?」
正直言うとこれから魔法の練習をしようと思っていた。
戦う皆はすごかった。
私もはやく、皆の力になりたいから。
でも、スフレが一緒に来るなら練習はできなさそうだな。
どうするんだろう。
「図書館に行く予定です」
「そうなんだ」
ちょっとほっとした。
スフレがいると、うるさいし、集中できないからなぁ。
それに教えるの、へたなんだもん。
「シノンさんは幸せになってもいいんですよ」
「スフレ?」
そんな事を考えて居たら、言葉が聞こえた。
スフレは私の顔を見て、そんな事を唐突に言った。
どうしていきなりそんな事を言ったんだろう。
「無理に私達の役に立とうとしなくていいんです」
スフレには私の考えはお見通しだったらしい。
「幸せになっても、いいのかな」
「当たり前じゃないですか」
無理してるのとか、考えてること、全部バレバレだったみたい。




