第1話 午後からの活動
お昼ご飯を食べた後、きちんと食べたものはお片付け。
食器はしまって、敷物もしまって、ゴミも拾い集めて。
掃除の仕事をしているアランの手際はとても良かった。
アランはハルジオンで一番のイケメンなんだけど、スキルが家庭的なものに偏ってる。
お料理とかお掃除とか、そういうのが得意なんだ。
でも、一応戦闘もできるから、エデンに来る討伐メンバーでは常連。
「こっち終わったぞ」
「おーけい、じゃ袋にしまってくれ」
こういう時、色々な仕事をしている人があつまってるから、ハルジオンはスムーズだ。
それで、また装備の点検をしてから、午後の討伐活動がスタート。
「シノンさん、後ろに控えてるといっても気を付けてくださいよ」
「分かってるよー」
私は、スフレと一緒に後方で皆にくっついてくだけだけどね。
「そりゃ! くらいやがれ!」
「背後にまわりこむ!」
「援護は任せな!」
「息を合わせろ!」
「向こうに行ったぞ!」
「背中がらあきだ!」
皆いきのあったコンビネーションで魔物と戦っていく。
みんな本当に互いの事がよく分かってるってかんじ。
うらやましいな。
私はまだ、誰がどういう動きをするのか分かんないし。
どうすればいいのかも、まるで分らない。
私は何とも言えない気持ちで、みんながあっちへいったり、こっちへいったりするのを見つめている。
あっ、ドンキーがころんだ。
持っていたハンマーが手からすっぽぬけて、敵に命中。
不幸中の幸いか、相手はそれで気絶してしまったようだ。
寝不足みたい。
ちょっと眠そう。




