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黒と白

「ユウ、朝ご飯だぞ」


ギルドの一階から朝ご飯を運んでくれたのはサーちゃん。

ルームシェアしている私の友達でボーイッシュな髪に整った容姿、眼は金色で八重歯がかわいいそんな感じの女の子。

その子からすこし強い口調で言われてしまった。


「サーちゃん、ごめんね」


最近、疲れたからだろうか

生活習慣がおかしくなっている気がする。

よし、しっかりしなくちゃと思いパンをほおばる。


「まあいいけどな、てか今日だったけ、剣の試験」

「そうだよ」


先生を相手に60秒持つ、それが今回の試験。

これができないと退学と言われる。

言われた人は素直に学校をさるか在学生と一対一で勝負するかのどちかであり、私もそれをかけて勝負したことがある。


「まあ私は余裕だけど、ユウ大丈夫?」

「ん・・・、まあね」


ムムム、

それもあって夜寝れないのかななどとも思った。

それにしてもサーちゃんは凄いな。

試験の日なのに全然動じてない。

まあ、サーちゃんの実力ならそれもわからなくもないけど。


「そか、そんじゃユウ先生相手にどう持ちこたえるんだ?」

「逃げ回る!!!」


先生との一対一、逆に言えば先生しかいないから60秒逃げれば合格となる。

でもそれができれば苦労ないわけで・・・。


「まあ頑張ってね」

「う・・・うん」


身支度をして学校へ行った。

異世界の人々もいてそこには当然のようにコウもいた。

コウは昨日会った時は違って・・・そう何かが違ったんだ

そして


「試験なのな、サー」

「まあな」


マーちゃんは、

てかマーちゃん受ける必要ある?。

などと思っていると


「ユウの思うこともわかるけど、まあ

マーも受けないといけないし」


サーちゃんが補足してくれた。

・・・

分からなくもないけどコウとマーちゃんは先生より上だよね?。

前の摸擬戦を見る限りじゃ・・・。


「でもね、ユウここ受けないとギルドは入れないし」


心を読まれたかのように的確に答えられた。

コウは身長以外は私と瓜二つ。

そしてなぜだか私のことを

【もう一つ?】の世界では双子の姉とかっていうし

本当に分からない人である。


「そそ、だから私も受けるのな」


マーちゃんもギルドに入るらしい


「マーちゃんはどこのギルドに入るの?」


マーちゃんはちょっと考えいった。


「へ!?ユウやサーちゃんがいるとこだけど?だめ??」


いやいや駄目じゃないよ

むしろ嬉しいけど騒がしくなりそうだななんて思っていると。


「ユウ、私も貴方達の居るギルドに入るからね」


コウも張り合ってきてそういた。

ムムム

この試験無事に合格出来たら私たちのギルドは騒がしくなりそうだ


「は?お前は来なくてもいいよ、だってお前私たちの敵じゃん」

「だから貴方達からユウを守んないといないでしょ」


サーちゃんとコウは睨みあっていた。

そして色々あって時間が過ぎ試験の時間になった。


「「「はい、合格」」」


三人とも難なくクリアして次は私の番

最初は逃げるつもりでいたけど先生の速度じゃそれも無理なので対処するしかない。

けど剣術では先生に遠く及ばないだったらどうするか・・・。

まあなるようになるでしょとか強がっては見たものの頭の中ではどうする、どうする状態だった。


「用意、始め」


先生のその言葉で始まる

始まって一秒半で間合いを詰められた。

模造刀なので危険度はそれほどないがそれでも当たれば痛いでは済まされない。

剣の動きではなく体そして腕の動きを見て対処しようと考えた。

腕が右から左へとスライドする感じに動いた

よしそれなら私は下へとしゃがみ込む私自身が小さいのも相まって先生も大分やりにくそうだ。

次の予想は私自身が下へいるため模造刀を下へとしなければならない

それなら、後ろへと下がる。

この時点でやっと3秒

60秒には程遠い

サーちゃん、ユウ、マーちゃんみんなこれをクリアしたのかと走馬燈のように思った。

皆の能力値はあり得ないぐらい凄い、それなのに私がここに居るのは場違いなんじゃないんだろうか。

ALL 1 でも確かに今まではしてこれた、だけど結局それもその場しのぎ

本質的にこの世界にはあっていないんじゃないかと思う。

そのようなこと思って今やっと7秒半まだ10も経ってないのに私の呼吸は乱れ体は思うように動かない

がら空きになったところへ先生が模造刀を振り下ろす


「ドゴ」


そして私は退学になりどこの学校へも行けなくなった。

それから数日経ち


「なんで、サーちゃんやマーちゃん、ユウも行ってないの」


皆学校へ行っていなかった。


「へ!?、だって行く意味ないじゃん自分より弱り奴に教わることなんてないし」

「それな」

「そもそも、マーもえっとついでに言うとそこにいる人も今回の試験で先生に完封勝利でギルド入るの認めてもらったらしい」


ギルドへと入るためには各学校で一定以上の評価が居るらしいのだが二人は先生を倒しなおかつ無傷だということでそれをすっとばしてこのギルド((黒と白の箱舟))に入ることができたらしい。

そして私が退学するときになぜ ALL 1 だったのにも関わらず私が学校へいれたかが分かった。

それは、単純【ギルドに居たから】という理由だったんだ。







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