第六話 あ、ありのまま今起こったことを話すぜ
投稿遅れました。
今回はジョジョの奇妙な冒険からです。
ダンジョン入り口付近で一夜をあけた。
見張りは2人がやると言っていたが流石に俺がやることにした。
その間にも敵は来たのだが一対一なら負けるような奴はいない。
しかしダンジョンのモンスターは集団行動を取る。
五体まくれば逃げるしかなくなるだろう。
というのもあの戦いの魔物はここらのダンジョンの魔物より圧倒的に弱い。
人類初の勝利と新聞では書かれていたがきっと今は準備段階なのだろう。俺がこの世界で一番強いのはありえない。
ここはまだまだ最前線ではないのだから・・・
「おーい」
エレナが呼んでいる。
「どうした?」
「えっとね〜私も少しはたたかえるようになりたいから〜しゅぎょうしたい!」
俺はエレナの頭を撫でながら
「よーし。いい心前だ。でも修行って何するんだ?」
そう答えた。
「わかんない!」
わからないらしい。とりあえず俺が勝手に決めるわけにもいかない。
リリィに相談してみるとしよう。
「よし、じゃあちょっと待っててくれよ」
「うん!」
見張り位置からテントまで移動しまだ寝ているリリィに冷や水をかける。
「ひゃいっ!」
「なんて声出してんだ・・・」
リリィは飛び起きて返事をした。
「何すんですか?!」
「もうエレナは起きてるぞ」
「うそですよね?!」
「ほんとだ。でエレナが『しゅぎょうしたい』と言っているんだが。どうする?」
「どうするって言われましても、まぁいいんじゃないですか?」
「いいのか?」
「あ!限度はちゃんとしてくださいよ!」
「俺をなんだと思っているんだ・・・」
見張り位置まで戻りエレナにこえをかける。
「エレナ〜、『しゅぎょう』するか?」
エレナはまるで新しいオモチャを与えられた子供のように顔を輝かせながら答えた。
「うん!早く!早く〜!」
「そう急かすな。『しゅぎょう』って何やるんだ?」
エレナは少しうなり、答えた。
「スフィアとけんで戦う!」
「けん?別にいいけどエレナは剣を持ってないだろ?」
「?けんなら持ってるよ」
「は?」
エレナはそう言いながら何もない空間から当たり前のように西洋の剣を出した。
「はああああ???!!!」
「どうかしたの?スフィア?」
色々と理解できない。
今起きたことを振り返ろう。
『けん』で戦うとエレナが言い俺が剣を持っているのかと聞いた。そしたら何もない空間からいきなり剣を出した。
・・・
なるほどわからん。
急ぎ足でリリィがきた。
「何があったんですか?!ってええ?!エレナちゃんその剣どこで拾ったの?」
「違うぞリリィ。エレナは何もない空間から剣を出したんだ・・・」
「何ふざけたこと言ってんですか?!」
「エレナ、『けん』をしまってもう一度だしてくれ」
「?別にいいよ〜」
エレナが剣を宙に放り投げると剣は粉々に砕けちりまたエレナは剣を出した。
「な?」
「ちょっと寝不足ですかね、もう一度寝てきます」
「現実逃避するな。ところでエレナ。それはどうやって出したんだ?」
「どうやって?う〜んと」
困った顔をして暫くそのまま固まった。
そして
「わかんない!」
満面の笑顔で答えた。
「そうかそうか・・・リリィ、これは魔法かなんかか?」
小声でリリィに聞く。
「多分空間転移魔法の1つだと・・・でも、エレナちゃんは確か8歳。魔法を使えるようになるのは今いる魔軍に対抗できる一番強い魔術師様でも15歳になって魔法を開花しました」
「それは強いだろ?早いのは?」
「14歳です・・・」
これで色々と納得できたことがある。
1つはリリィを見つけたこと。
もう1つはずっと疑問に思っていた。
なぜあの場所に1人でいたのに無傷だったのか・・・
「一応聞くが。転移魔法が一番簡単な魔法なのか?」
「何言ってんですか。転移魔法は中級魔法の中でもかなり難しい魔法です」
「てことはまさか・・・」
「はい、多分もっも別の魔法も持ってるでしょう」
「恐ろしいな」
エレナに向き直りこえをかける。
「エレナ、他にも魔法は使えるのか?」
「まほう?これまほうなの?わかんないけどお水だしたりおっきい木を出したりはできるよ?」
「よし、エレナ。今できる攻撃全てを使い俺を倒してみてくれ」
「スフィアさん!?」
「やだよ〜」
「俺を倒したらご褒美にケーキとジュースをやる」
エレナは目の色を変え力強く
「分かった!スフィア倒す!」
と答えた。
リリィは心配そうな顔をしている。
「大丈夫ですか?下手したら怪我ですまないかもですよ?」
「その時はその時だ。やってみる価値はあるだろ?」
「危なくなったら止めますからね」
「まだー?」
エレナの声に反応しそちらに目を向けると。
そこには無数の剣、炎、水、風、岩、の魔法。
そして10をゆうに超えるゴーレムがいた。
「うそだろ・・・」
「それじゃ、いっくよー!!!」
合図とともに無数の剣が向かってきた・・・




