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*5巻のおさらい(ニールの語り)

 …………。ごめん、僕が言いすぎた。

 ううん、結局のところ僕が過保護すぎるんだ。——ごめんね。


 …………じゃあ……僕らの天使も眠ったことだし、仲直りのエッチしよっか?


 ——ドゴォッ!!


 痛っ!! なんで!? いや、精神的和解の象徴だよ??

 えぇ……ダメ? ダメかぁ……そんな、せっかく仲直りできたのに……いや、悪かったすまないごめんよ、許してよおぉ、どうしたら許してくれるのぉ……僕、なんでもするからぁ…………。


 ——え、昔話をしろ?

 ……へえ、みんなであの時の話をしたのか。しかも、海賊たちがサン・マロについてからが本番、僕が大活躍するから聞いてみなって……みんな、酷なことするなあ。僕、ほんと必死だったんだから。……まあ追々話すけど、あれはみんなのおかげだ。


 ——それにしても、懐かしいなあ。ルキフェルは引きこもり、船にはソフィーがいて、旗偽装してエドガーと管理人をピリつかせて、ヤンとカルロータとディッキーがいて、ソフィーは彼らとフランスへ行った。トルチュ島での滞在はとても平穏とは呼べなかったね。だって、その時から僕らって大きな陰謀に巻き込まれていたんだもの。


 でも、一番大きな変化はルキフェルかな。彼、本当の自分を知りたいって言い始めて、そこから調査が始まった。彼の一番古い記憶を基にフランソワの過去とゼフィランサスの存在を探せたんだ。


 ルキフェルに関しては他にも色々気になる点はあったけど、ゼフィランサスを調査しないと前に進めないって思ったところでエドガーの戦争計画が邪魔してきたんだよねえ……僕ら五人がエドガーの元に行って誘いを断ったら、仲間とバラバラにされてさ。

 僕が居た第八船団にはアメリアとフレデリックがいたから運が良かったけど……みんな当時のことをあまり喋らないし、全部を話す気にはならないだろうね。それぐらい劣悪な環境だったみたい。


 ……さて。僕ばっかり話しても不利だから、君の話も聞きたいな。僕らが苦しんでいた裏で、君たちは何をしていたのか。僕も知りたいからさ、交互に話そうよ。


 ——じゃあ、まずは僕の番。お望み通りにお話しするよ、あの情報戦の裏で僕がどう足掻いてきたか。

 

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