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好きな人に想いが伝わっていなかった件。イオルの友人、ホウライの場合1
人外の機械融合生命体サイドの話です。
「こうして、人と機械が死なない程度に反抗した結果、私たちは月から地球に追放されました。
だからさ、地球の文化なんて、機械融合知的生命体の求愛行動なんて、ほとんど知らなかったんだ。
君たちのことは友達と思っていて。」
膝をおり、土下座をしている。
愛した人は月のニンゲンで、なんか色々にあって地球に落ちてきて、さらに自分のラブコールが届いてなかった。
そして目の前の情報量が多すぎる。
本当に情報量が多すぎる。
目の前の半透明の青い液体に満たされた容器が四つある。
その中には純有機性の形が崩れた脳が入っていた。
この中の誰かが俺の愛しい人らしい。




