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200!♪2:6>月a23「€

『ここね…』

少女は、ゴスロリに言われた港に着いた。

港と言っても、築地や市場のあるような大きく活気あふれる港ではなく、ひと気のない寂れた港で船も錆びた船が数隻あるくらいの港だ。

『この辺りのはずだけど…あれかしら…?

港の一番奥に一つだけ異様な雰囲気を放つ船がある。

それは、艶のない黒塗りでそれ以外は普通のクルーザーのようだがどこか近寄ってはならない雰囲気を漂わせている。


まるでそれに乗ったらもう戻れなくなるような感じがする。


『…でも、もうあんなところに戻りたくない。これに乗って何か変わるのなら…』

少女は恐る恐る船に近づき、そして足を伸ばした。

『…誰か?…いませんか〜?』

船室、甲板、トイレ、全て見たが誰も乗っていない。

『やっぱりからかってたのねもういいわ帰え…』

その瞬間、船のエンジンが作動し始め一人でに動き出す。

『え⁈なになに、なんなのよ⁈』

少女は、動転し壁に身体をぶつけそうになったが何かが身体を掴む。

『大丈夫…?』

それはあの時のゴスロリ少女だった。

『…⁈。いつのまにいたの⁈』

ゴスロリはクスっと笑う。

『さぁ…いつからでしょうね…♪まぁ、そんなことより今は休んだ方がいいわね、…身体濡れてるでしょ、シャワーがあるから使うといいわ。』

少女は、今更自分の服が濡れてることに気づいた。

『…じゃあ使わせてもらうわね、その…なんていうか…』

『…ありがと』


シャワーを浴び終えた、少女が船室に戻るとゴスロリは紅茶を用意していた。

『早かったわね、もう少し待っててもらえるかしら?』

少女は無言で頷く。

『…そろそろね、はいどうぞ。アールグレイよ、安物だけどね…』

『…ありがと、ねぇ聞いてもいいかしら?』

ゴスロリが紅茶を飲みながらこたえる。

『あの時言ったことかしら?』

少女は頷く。

『えぇ…核戦争って本当なの?…私が世界を救うなんて…信じられない。』

ゴスロリはカップをテーブルに置く。

『まだ、詳しくは言えないけど2013年12月24日、この日にアメリカのB-2、B-52Hに核が積まれるのそれも全機に…

そしてこの日に、オーバーロードと呼ばれる新人類のクローンが人類へのクーデターを起こす。

そして、別のクローンがそれに立ち向かうの。…ついて来れてる?』

少女はポカーンと宙を見ている。

『…ごめん、全然わかんない。B-2?クーデター?それに…新人類?』

ゴスロリはため息をつく。

『はぁ…簡単に言うわ。

2007年の12月23〜28日の間にこれから行く島にクローンが5体流れ着くの、それを保護して武器を提供するのがあなたの役割よ。』

少女は難しい顔をしながらも、なんとか理解する。

『…まぁ、わかったよ。でも、その島には私以外に誰かいるの?まさか…』

ゴスロリはクスっと笑う。

『…そう、あなた一人だけよ。でも、あなたが欲しいものはなんでも手に入るわ。

もちろんお給料も出すわよ、大事な仕事なんですからね…

そして、役割はもうひとつあるわ。』

『2013年12月24日までに

リーパー50機

ペガサス5機

ファイアスカウト10機

グローバルホーク2機

ブラックホーク1機

オプスレイ2機

を最低でも手に入れておいて頂戴。

お金は払ってもらうけど言ってくれればこっちが手配するわ。わかった…?』

少女はまた難しい顔をするが、なんとか理解をする。

『わかっ…たわ…。うん、大丈夫…』


その瞬間、少女を目眩が襲う。

『あれ…視界が…まさか、紅茶に何か…』

ゴスロリはまた、笑う。

『そう、ちょっとお薬を入れたわ。目的とは違うけど、あんな報酬じゃ満足できないしそれに…

…あなたなら私を満足させてくれそうだしね♪』

少女は頭の中が真っ白になる。

『え…なにをするの、離して!…やめてよぉ…』


そして少女は島につくまで気を失った。

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