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2007年12月24日 ブラッド・イヴ2

サーシャの傷口は2分でふさがった。それを見て他の少女たちは安心する。

『よし!治ってよかった♪じゃあ…どうする?銃だけ渡されてこの部屋に残されちゃったけど…』

フレスベルグは話しながらあたりを見回す。

『ところで、みんないろんな銃を持ってるね。サーシャちゃんのは…珍しいね、AK?』

サーシャは床に落ちてる自分の銃を拾う。

『惜しい…AIMSって言ってルーマニアのAKなの、担当官さんが上のハンドガードを取ってレールを載せてくれたの、あとバレルも悪いみたいだから精度のいい奴に変わってるよ♪あとは、横にスピードロード用のクレブス製のマグウェルがついてるくらいかな?』

サーシャは大事そうにAIMSを抱きかかえる。

『私も銃を渡されたんだけど…こっちの方が使いやすくてね…♪ダメって言われてるけど刀が一番使いやすいかな。』

フレスベルグはそう言って腰に差してある、日本刀を抜く。

『で、私がM107か〜…なんで私は対物ライフルなんだろうね〜…。エレナちゃんは何を使ってるの〜?』

エレナは自慢げにホルスターからMP7を取り出す。

『じゃじゃーん!MP7を使ってるんだぁ!MP7A1じゃないよ〜MP7だよ!連写速度がすごいんだ〜!』

エレナがMP7を構えたその時、警報が鳴り響く。

『え⁈私なにかやった⁈どうしよ、どうしよ…』

焦るエレナの頭をフレスベルグが優しく撫でる。

『いや…私たちじゃないみたいだy…』

フレスベルグの言葉を遮るように大きい爆発音が鳴り響く。

『なに⁈みんな伏せて‼︎』

また大きい爆発音が響き、訓練室の奥の壁が

吹き飛ぶ。

壁の向こうから出てきたのは、返り血で赤く染まってる白い服を着た少女だった。

アンジェラ達は少女をよく見ようとしたが煙がすごくすぐに見えなくなってしまった。

訓練室の扉が開き、たくさんの警備員が銃を構えて入ってくる。

『全員射撃用意!今だ、確保しろ‼︎』

警備員達は煙の中に突入して行った。

少女たちは顔を見合わせる。

『もしかして…』

『もしかしてだけど』

『これってもしかして!』

『もしかして〜♪』

『『『『逃げるチャンス‼︎‼︎』』』』

少女たちは、銃を持ち全速力で部屋を飛び出して行った。







煙がすごい、息がしにくい。

煙の中に誰かいる?誰だろ

こんな素敵な能力があるんだから、ほら

みんなバラバラ

あったかい、人間の血

服が真っ赤になっちゃった

また、壁

こんな素敵な銃があるんだから、ほら

壁なんてバラバラ

何回繰り返すんだろ

壁も無駄死にも

この壁の向こうはまた壁なのかな

広いところ…外に出たのかな

そこにいるのは…女の子?

黒い髪に眼帯

あぁ、ニコラかな

ねぇなんでそんなもの私に向けてるの

私たち仲間でしょ

友達でしょ

家族でしょ

なんで撃つの

やめてよ、怒るよ

やめて

やめて

許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない

ほら、バラバラになっちゃった

でもすぐになおるから大丈夫だよね

他の子達は逃げたかな

逃げられたらいいな

ここは

オリジナルのいる部屋?

扉を壊しておこう、外に出られるように

ここを出たら

みんなと一緒にいたいな

みんなと私だけの世界

私って本当に優しいなぁ

また壁

バラバラ

ここは…外?

出られた?

違う

なんでそんなにたくさんいるの?

60人かな?100人かな?

みんななんでそんなもの私に向けてるの

みんな嫌い

ねぇ

もう許さないから


ここを出たら
























この世界の人間、全員殺してあげる


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