再会
『久し振りだね、エリ。いや、君は偽物だからね〜…R-001って言ったほうがいいね!』
エリはまだ目を見開き、受け入れられない。
『なんで…なんでリカが。オーバーロード…あなたがR-105なの?』
リカは笑顔のままうなづく。
『そうだよ〜!ご名答!そして君!R-001をこの舞台に引き込んだ黒幕です〜!』
『…どういうこと?』
リカはエリに向かって話を続ける。
『仕組まれてたって事!あなたを献血に誘ったのもこの舞台に引き込むため!
だって違和感を感じなかった〜?あなたに血液型は存在しないのになんでAB型なんて結果が出るのか。』
エリはローレライの話を思い出す。そういえばなんで気づかなかったのだろうか。
『そしてタイミングよく迎えがきたのも私が情報をリークしたから、これだけすれば後は勝手にあなた達がシナリオを進めてくれるからね〜!あとは…』
『ここに役者が揃うのを待つだけ‼︎』
その直後天井から大きな音が鳴り、地響きが"教会のような部屋"を包み込む。
『一体どうしたの⁈』
ローレライはしゃがみ込む。
そして天井が崩れ、ブラックホークが降ってくる。
低い音と金属が曲がる音が鳴り響く。
『まさか…みんなが中に…』
エリは青ざめた。
あたりに静寂が広がる。
『そんな…みんないるんでしょ!返事してよ!』
しかし、何も返ってこない。
エリは下を向き、涙がこぼれそうになった。
潰れた機体から声が聞こえる。
『せーの、よーいー…しょっ‼︎』
その掛け声とともにブラックホークのドアが吹き飛ぶ。
『あいたたた…みんな〜大丈夫〜?』
中からリリーがエレナを担いで出てきた。
『う〜…なんとか。あ〜…オエッ!』
担がれてるエレナは元気がなさそうだが無事のようだ。
その後に続いてフレスベルグがマリーを抱えて出てくる。
『あら、頼りになるのね♪』
フレスベルグは顔を真っ赤にする。
『こ、こんなの全然平気だから…あの時の、責任…とってもらいますよ///。』
アンジェラがサーシャを引きづりながら這い出てくる。
『ごめんねアン姉…歩けなくって。』
サーシャの足はズタボロになり骨もはみ出している。
『平気平気〜♪こんなの5分もあれば治るから…ね♪』
全員無事のようでエリはホッとした。
『みんな…無事でよかった…』
リリーはエレナを下ろす。
『こんなのなんともないって♪ところで…状況が読めないんだけど…なんで大宮リカがそこにいるのかしら?』
リカは髪をぐしゃぐしゃする。
『また自己紹介しなきゃか〜…私はオーバーロード!R-105!これでいい〜⁈』
リリーは銃を構える。
『オーバーロード⁈まさか大宮リカがR-105だったなんて…』
リカはムッとする。
『私に銃を構えるなんて礼儀知らずね〜…人のブラックホーク壊しておいて…それに誰のおかげで"ここ"から脱走できたと思ってるの?…まぁフレスベルグは捕まっちゃったけどさ〜。』
そう言った後、リカの体が浮き始める。
『なに…あれ?』
エレナは口を開く。
リカの体は十字架の高さまで浮き、十字架の片側に腰をかける。
『じゃあ全員揃ったし…私の目的を話そっか。』




