Season 4「NoX」 #039
第39話「呼ばれる名前」
帝政歴345年、晩秋。
西部森林地帯での初陣から、およそ三週間が過ぎていた。
帝国陸軍特殊即応群第三特殊即応大隊第二中隊第一即応班に所属するレイブン・S・クロウは、十八歳という年齢そのものは変わらないまま、ほんの数週間前とは少し違う朝を迎えるようになっていた。
「〔無名〕、起きろ」
「……起きてます」
「目を閉じたまま返事をするな」
「考え事してるだけです」
「寝言を考え事とは言わん」
低い声とともに毛布を剥がされ、レイブンはようやく目を開けた。
寝台の横にはオットー・バルク軍曹――〔城壁〕が立っていた。
まだ完全に夜が明けていない。
窓の外には薄暗い空が広がり、基地の時計を見ると午前五時十二分だった。
「起床時間まで十八分ありますけど」
「緊急招集だ」
その一言で眠気が消えた。
「どこです?」
「作戦室。装備を整えて五分以内」
「了解」
レイブンは寝台から飛び降りた。
軍服へ着替えながら、眠っていた頭を無理やり切り替えていく。
初陣の頃なら、緊急招集という言葉を聞いただけで心拍が上がっていた。
今も緊張しないわけではない。
ただ、緊張している自分を認識したまま身体を動かせるようにはなっていた。
洗面台で顔を洗い、装具を身につけ、最後にSG-44を受領する。
銃床には筆記体で刻まれた文字がある。
Crow Raven
レイブンは弾倉を装具へ収め、薬室が空であることを確認すると、そのまま作戦室へ走った。
第一即応班の面々は、すでにほとんど集まっていた。
グレイヴ・ハルトマン大尉――〔巨神〕。
エミリア・ヴァイス少尉――〔鍛冶師〕。
ユリウス・ベルナー中尉――〔照準鏡〕。
ニーナ・フェルト曹長――〔反響〕。
セリア・ノルト軍曹――〔女狐〕。
そして先ほどレイブンを叩き起こしたオットー――〔城壁〕。
レイブンが最後の席へ入ると、グレイヴは壁に掛けられた地図へ向き直った。
「全員いるな」
地図に示されているのは帝国西部だった。
だが、初陣で向かった森林地帯よりかなり北に位置している。
「午前四時三十七分、西部方面軍第十九監視所から異常報告が入った。異界門観測用の魔力測定器が断続的な異常値を記録している」
ニーナが資料をめくった。
「門の発生ですか?」
「まだ確定していない。ただし、午前四時五十二分を最後に第十九監視所との定時通信が途絶した」
室内から眠気が完全に消えた。
「現地要員は?」
「帝国陸軍五名、技術局所属の観測員三名。計八名だ」
レイブンは地図を見つめた。
「敵との接触は?」
「不明」
「最後の通信内容は?」
グレイヴがニーナを見た。
彼女が記録を読み上げる。
「『北西方向に発光を確認。魔力濃度上昇。観測を継続する』。ここまでは正常です。その約三分後、定時通信に応答しなくなっています」
「発砲音や救難信号は?」
「なし」
レイブンは黙って考えた。
初陣では救援対象の位置も、おおよその敵情も分かっていた。
今回は違う。
何が起きたのかさえ分からない。
「第一即応班の任務は第十九監視所へ進入し、八名の安否を確認すること。異界門が発生している場合は位置と規模を確認し、交戦は可能な限り避ける」
グレイヴは全員を見渡した。
「出発まで十五分。質問は?」
「一つ」
レイブンが手を上げた。
「〔無名〕」
「現地へ入った後、俺と〔女狐〕が先行ですか?」
「その予定だ」
「了解」
レイブンはそれ以上尋ねなかった。
装甲車が基地を出発したのは、まだ朝日が昇りきる前だった。
車内でレイブンはSG-44を膝の間に立て、地図を何度も確認していた。
第十九監視所。
周囲には小さな村が二つあるものの、監視所そのものは森林と丘陵に囲まれている。
通常なら敵部隊が大規模に接近すれば発見できる場所だった。
「地図に穴が開くほど見るつもり?」
隣のエミリアが声を掛けてきた。
「覚えてる」
「何を?」
「監視所の北に沢が一本。南東に旧街道。西側は森が深い。撤退するなら南東が一番早い」
「誰に教わったの?」
「〔巨神〕。任務前に敵を探すより、先に帰る道を探せって」
前方からグレイヴの声が飛んだ。
「俺はそこまで格好良く言ってないぞ」
「意味は同じでしょう?」
「新人のくせに勝手に脚色するな」
車内に小さな笑いが起きた。
その直後、ニーナが通信機へ手を伸ばした。
「第十九監視所へ再呼び出しを試みます」
雑音が流れる。
「こちら帝国陸軍特殊即応群第一即応班。第十九監視所、応答してください」
返事はない。
もう一度。
「第十九監視所、応答してください」
雑音だけだった。
レイブンはSG-44を握り直した。
さらに十数分が経過した時だった。
「……待って」
ニーナがヘッドセットへ手を当てた。
「何か入った」
全員が静かになる。
微かな雑音の奥から、何かが聞こえていた。
『……だ……れか……』
レイブンが顔を上げた。
「人の声?」
ニーナが受信感度を調整する。
『……十九……監視……応答……』
「第十九監視所です!」
「繋げ」
グレイヴの指示を受け、ニーナが送信へ切り替えた。
「第十九監視所、こちら第一即応班。状況を報告してください」
数秒後、途切れ途切れの声が返ってきた。
『……負傷……二……観測……員……一人……意識……』
「敵は?」
『分から……ない……見え……』
通信が途切れた。
レイブンの表情が変わった。
「見えない?」
セリアも同じ言葉に引っかかったらしい。
「〔反響〕、もう一度」
「呼んでます!」
しかし返事はなかった。
グレイヴは運転兵へ速度を上げるよう命じた。
「到着まで?」
「十二分!」
レイブンは地図を閉じた。
「〔女狐〕」
「分かってる。到着したら私たちが先行する」
「了解」
監視所から約一キロ離れた林道で装甲車は停止した。
それ以上進めば車両の音を聞かれる可能性がある。
後部扉が開き、冷たい空気が流れ込んだ。
レイブンは地面へ降りる。
湿った土の臭い。
朝露。
木々の間から差し込む弱い光。
何も異常はないように見える。
だからこそ不気味だった。
「行くわよ」
セリアが先行する。
レイブンは五メートルほど後ろを追った。
〔透明〕はまだ使わない。
必要になるまで能力を温存する。
しばらく進んだところで、セリアが足を止めた。
地面を見る。
「足跡」
レイブンもしゃがみ込んだ。
軍靴の跡だった。
「監視所の人?」
「たぶん。でも……」
セリアは足跡の向きを指した。
監視所から外へ出ている。
「一人だけ?」
「そう見える」
足跡は途中から乱れていた。
走っている。
さらに進むと、木の幹に血が付着していた。
「負傷してる」
「追われた?」
「分からない」
レイブンが周囲へ意識を向けた。
〔殺気看破〕は反応しない。
敵意がない。
少なくとも今、この瞬間には。
「監視所を先に確認しましょう」
「同意」
二人は進んだ。
数分後、木々の向こうに監視所が見えた。
小さなコンクリート製の建物。
通信アンテナ。
観測塔。
外見だけなら大きな損傷はない。
扉が開いている。
「〔無名〕、ここから能力を」
「了解」
レイブンは〔透明〕を発動した。
身体から音が消え、臭いが消え、装備を含めた姿が視界から失われていく。
だが第38話の訓練を思い出す。
姿が消えても、世界へ与える影響までは消えない。
落葉を踏まない。
枝へ触れない。
泥を避ける。
自分の能力ではなく、足を置く場所を信じて進む。
監視所の入口まで近づいた。
中を覗く。
机が倒れている。
観測機器の一部が壊れている。
壁には血が付いていた。
その奥で、人が倒れている。
一人。
二人。
三人。
レイブンは能力を解除した。
「帝国軍です! 聞こえますか!」
倒れていた一人が僅かに動いた。
「……助け……」
「生存者!」
レイブンはすぐ無線へ手を伸ばした。
「〔無名〕より〔巨神〕。監視所内部に生存者を確認。最低三名。負傷あり!」
『敵は?』
「現在確認できません」
『勝手に奥へ入るな。〔女狐〕と周囲を確保しろ。こちらも接近する』
「了解」
レイブンは倒れている兵士へ近づこうとした。
その時だった。
〔殺気看破〕が反応した。
強烈だった。
今まで感じたものとは違う。
右でも左でもない。
前でも後ろでもない。
レイブンは動きを止めた。
「……何だ?」
「〔無名〕?」
入口にいたセリアが呼ぶ。
「殺気がある」
「どこ?」
「分からない」
「分からない?」
「方向が……」
レイブンはゆっくり天井を見た。
違う。
床。
違う。
どこから向けられているのか判別できない。
まるで建物全体から見られているようだった。
「〔女狐〕、下がって」
「何を感じてる?」
「分からない。でも、ここにいる」
レイブンはSG-44を構えた。
その瞬間。
倒れていた観測員の背後で、空気が歪んだ。
景色の一部だけが水面のように揺れる。
「……あれ」
セリアも気づいた。
輪郭が浮かび上がった。
人型に近い。
だが人間ではない。
透明な何かが、そこに立っている。
レイブンの〔殺気看破〕が一気に強く反応した。
「伏せろ!」
叫ぶ。
透明な何かが動いた。
レイブンは撃たなかった。
観測員が射線上にいる。
代わりに前へ踏み込み、倒れていた兵士の装具を掴んで横へ引いた。
直後、何かが床を抉った。
「〔女狐〕!」
「見えてる!」
セリアが横へ回る。
敵の輪郭は完全には見えない。
動く瞬間だけ、背景が歪む。
レイブンはSG-44を構えたまま待った。
撃てるから撃つな。
必要な時に撃て。
父の言葉。
グレイヴの言葉。
初陣で学んだこと。
全部が一瞬のうちに頭を通った。
敵が再び動いた。
今度は観測員から離れる。
射線が開いた。
レイブンは一発だけ撃った。
轟音が監視所の内部へ響く。
十二番径通常弾が、空間の歪みへ飛び込んだ。
何かが後方へ弾かれた。
床に黒い液体が散る。
「当たった!」
セリアが叫ぶ。
しかし敵は倒れない。
レイブンは二発目を撃たなかった。
すぐ横へ移動する。
初陣で指摘された失敗を繰り返さない。
敵が先ほどレイブンのいた場所へ飛び込んだ。
「〔無名〕、右!」
セリアの声。
レイブンは振り向く。
敵の輪郭が一瞬だけ現れる。
もう一発。
今度は確実に反応があった。
透明だった身体が崩れるように輪郭を取り戻し、床へ倒れた。
灰色の皮膚。
細長い四肢。
人間より一回り大きな身体。
見たことのない異界生物だった。
レイブンは銃口を向けたまま数秒待った。
「動かない」
「油断しないで」
「分かってる」
そこへグレイヴたちが到着した。
「状況!」
「敵性生物一体を排除! 監視所内部に負傷者三名!」
「他は?」
「不明!」
「〔城壁〕、負傷者を! 〔鍛冶師〕は状態確認! 〔反響〕、通信設備を復旧できるか見ろ! 〔照準鏡〕は外を警戒!」
指示が飛び、全員が動いた。
レイブンはSG-44を構えたまま周囲を確認した。
その時、負傷していた観測員がレイブンの袖を掴んだ。
「まだ……いる……」
レイブンはしゃがんだ。
「何が?」
「外……にも……」
「何体?」
観測員は震えながら首を横へ振った。
「分からない……見えないんだ……」
レイブンとグレイヴの視線が合った。
「〔無名〕」
「はい」
「能力は?」
「今は反応なしです」
「なら、お前が先に見る」
グレイヴは短く命じた。
「ただし絶対に追うな。見つけても位置を報告して戻れ」
「了解」
レイブンは監視所の外へ出た。
そして〔透明〕を発動する。
透明な兵士が、透明な敵を探す。
奇妙な状況だった。
それでもレイブンには一つだけ、相手にないものがある。
殺意を向けられれば分かる。
森へ入る。
五十メートル。
百メートル。
何もない。
さらに進もうとした時、右後方から僅かな殺気を感じた。
止まる。
振り返らない。
ゆっくり視線だけを動かす。
木々の間。
景色が僅かに揺れた。
一体。
さらに左。
別の歪み。
二体。
奥にもいる。
三。
四。
レイブンは数えるのをやめた。
戦う数ではない。
無線機へ手を伸ばす。
だが送信する直前に思い出した。
〔透明〕で姿を消していても、無線電波は消えない。
敵が電波を感知できるかどうかは分からない。
だから短くする。
「〔無名〕より〔巨神〕。複数確認。最低四。北西側。交戦非推奨。撤退を提案」
返答はすぐだった。
『了解。戻れ』
「了解」
それだけで通信を切る。
レイブンは後退した。
敵を倒せるかもしれない。
〔透明〕を使えば、奇襲もできるかもしれない。
だが、それは任務ではない。
八人を連れて帰る。
それが優先だ。
監視所へ戻ると、すでに撤退準備が始まっていた。
「生存者は?」
レイブンが尋ねる。
エミリアが答えた。
「七人確認。一人足りない」
「外へ出た足跡の人か」
セリアが頷いた。
「たぶん」
レイブンは一瞬だけ森を見た。
先ほど見つけた血痕。
監視所から走って出ていた一人分の足跡。
「探しに行く?」
エミリアが聞いた。
レイブンはすぐには答えられなかった。
一人がまだ外にいる。
生きているかもしれない。
しかし、北西には最低四体の敵性生物。
負傷者を抱えた状態で長時間留まれば、七人まで危険に晒す。
「……〔巨神〕」
「何だ」
「外へ出た一人を捜したいです」
「理由は?」
「まだ死亡確認してません」
「危険は?」
「あります」
「どの程度だ」
「最低四体。実際にはもっといる可能性があります」
「ならどうする」
レイブンは唇を噛んだ。
助けたい。
だが、それだけで決めてはいけない。
初陣で学んだばかりだった。
「七人を先に退避させます」
グレイヴは黙って聞いている。
「安全圏まで送った後、増援を連れて捜索へ戻る。それなら……」
「それなら?」
「一人を助けるために七人と第一即応班まで危険に晒さなくて済む」
グレイヴは僅かに頷いた。
「採用する」
レイブンは森を見た。
悔しくないわけではない。
今すぐ走って探しに行きたい。
それでも、自分一人の感情だけで仲間を危険へ連れていくことはできない。
負傷者を運び出す。
歩ける者には肩を貸す。
重傷者はオットーが背負った。
監視所を離れる時、レイブンは最後尾へ回った。
〔殺気看破〕へ意識を集中する。
敵意が近づけばすぐ分かる。
何度か遠くから殺気を感じた。
だが敵は追ってこなかった。
やがて装甲車が見えた。
「全員乗せろ!」
七人の生存者が収容される。
最後にレイブンが乗り込んだ。
扉が閉まる。
車両が走り出した。
誰も喜ばなかった。
一人を残しているからだ。
レイブンは窓から遠ざかる森を見つめていた。
「〔無名〕」
グレイヴが呼んだ。
「はい」
「戻りたいか」
「……はい」
「なら戻る」
レイブンが振り返った。
「ただし今じゃない」
グレイヴは無線機を手に取った。
「基地へ増援を要請する。観測員七名を後送した後、捜索隊を編成する」
「俺も?」
「お前が足跡を見ている。お前が案内しろ」
「了解!」
「ただし」
グレイヴの声が少し低くなる。
「生存しているとは限らない」
レイブンの返事が僅かに遅れた。
「……分かっています」
「それでも行くか?」
「行きます」
車両が基地へ向かう。
レイブンはSG-44の銃床へ手を置いた。
今日は二発撃った。
だが、頭に残っているのは撃った数ではなかった。
一人。
まだ帰ってきていない人間がいる。
初陣では十三人全員が帰った。
二度目の任務では住民全員を送り出した。
しかし、毎回そうなるとは限らない。
グレイヴが初陣の後に言った言葉が、今になって胸へ戻ってくる。
――今日は全員帰れた。次もそうなる保証はない。
その意味を、レイブンはようやく実感し始めていた。
基地へ帰還したのは午前九時を少し過ぎた頃だった。
負傷者が医療班へ引き渡される。
第一即応班には休息命令ではなく、再出動準備が下った。
増援部隊の到着まで約二時間。
レイブンは整備棟でSG-44を分解していた。
二発しか撃っていない。
それでも念入りに確認する。
エミリアが向かい側に座っていた。
「焦ってる?」
「少し」
「顔に出てる」
「一人残してきたからな」
「あなたのせいじゃない」
「分かってる」
「本当に?」
レイブンの手が止まった。
「……助けられるなら助けたい」
「うん」
「でも、あそこで探しに行って七人まで死んだら意味がない」
「うん」
「頭では分かってる」
「なら、それでいい」
「でも気持ちは納得してない」
エミリアは少しだけ笑った。
「それも、それでいいんじゃない?」
レイブンは彼女を見た。
「全部納得できる兵士なんて、たぶんいないわよ」
「そういうもの?」
「私はそう思ってる」
レイブンは再びSG-44の整備を始めた。
「エミリア」
「何?」
「戻ったら、俺が先行する」
「分かってる」
「援護頼む」
「それが私の仕事でしょう」
「……ありがとう」
「帰ってから言って」
レイブンは頷いた。
二時間後。
基地正門前には第一即応班と増援部隊が並んでいた。
装甲車へ乗り込む直前、別の兵士がレイブンを呼んだ。
「〔無名〕!」
振り返る。
「先遣、頼むぞ!」
名前を知らない兵士だった。
それでもNoXという名を知っている。
レイブンは右手を上げた。
「了解!」
車両へ乗り込む。
エンジンが唸り、車列が動き始めた。
レイブン・S・クロウ。
十八歳。
特殊即応部隊へ配属されて、まだ二か月にも満たない。
経験豊富な兵士でもなければ、英雄でもない。
失敗もする。
判断に迷う。
怖いものもある。
それでも少しずつ、〔無名〕という呼び名の向こうに、一人の兵士としての姿が形作られ始めていた。
その名を呼べば、助けに来る。
その名を呼べば、先に道を見に行く。
そして、自分だけではなく仲間と一緒に帰ろうとする。
そんな兵士として。
装甲車の窓から、先ほど撤退した森が見え始めた。
レイブンはSG-44を握った。
「今度は」
誰にも聞こえないほどの声で呟く。
「一緒に帰ろう」
その言葉を聞いたのは、隣に座っていたエミリアだけだった。
彼女は何も言わず、自分の武器を確認すると、レイブンの肩を一度だけ軽く叩いた。
車列は再び、第十九監視所へ向かっていった。
まだ帰っていない、最後の一人を探すために。
現在のスキル
・殺気看破《Attack Shield》
・無音《Ghost》
・?
・?
※今後にご期待ください!




