新しい家族
よく見たら、目的地の前に子供らしき人がいた。
【ロック姉ちゃん!おーい!にぃに、ロック姉ちゃん来た!】
ロック姉ちゃん?誰だ?ロックなんて付くの理事長だけ…って理事長!?
よく見ると理事長の顔が赤くなっていた。
「セリック!外でその呼び方はやめなって言ったろ?」
【あ!ごめん!ってあ、リーツにぃにもいる!】
リーツって校長の名前…って校長!?
[あの…。あの子は一体。]
「んー!あの子はセリック・レギル。大富豪の息子の末っ子だ。」
『レギル家は俺らと関わりが長くてな、よくセリック達の世話をしているから。とは言っても、外では〇〇さんって呼べって言っているのに…はぁ。』
色々大変そうだなと思っていたら、レギル家という家から大勢の人が出てきた。
{ご無沙汰しております。ギアスロック様、リーツベルト様そしてサロ様。例の茜組の子達ですか?とても可愛い子達ですね。}
「お久しぶりだね。そう、この子達が茜組の子、可愛いだろう?」
[理事長…この方達は?]
僕は頭が追いつかなかったから理事長に聞いた。
「ん?あぁまた忘れてた。ごめんね。ここはレギル家、君達がこれから住む家だよ。」
あ!目的地って僕達の新しい家族を作りたかったからか。なるほど。
【ねぇね早く遊ぼ!僕この前やった糸巻きやりたい!】
「草巻きな。いいぜ。」
【やったー!ねぇね大好き!】
セリックは俺の足にしがみついてきた。でもたいして重たくない。なぜならセリックはまだ、小1だからだ。
『セリック…!姉さんから離れろ!』
【やーだよー。ベー!!】
「お前ら仲良くしろよなぁ、ほんと。」
理事長らは楽しそうだなぁ。僕達は長と今話している。正直言ってすごい威圧感がある。怖い!
{これからよろしく。そしてギアスロック様達とも仲良くしてあげてくださいね?}
怖いと思っていたが思ったより優しい人だった。
[はい。よろしくお願いします。]
{行儀が良いですね。ギアスロック様の入れ知恵でしょうか。}
僕達もそう思ってしまった。




