体の傷
「さぁ始めようか…。最後の戦を…」
理事長は上着を脱ぎ腰に縛って、長い髪を結った。
そして鎖のような物を取り出して、僕達に構えてきた。
よく見たら、鎖が蛇のような形になっている。
「俺ぁ、物体を動物に変形させれるんだ。倒されたらただの物体に戻る。」
僕らはそれよりも体の傷を見ていた。
[理事先、その大量の傷何?]
「ん?あぁ〜これ?これらぁ昔の生徒とやった時にできたもんだ。優秀だった子に付けられた傷は残したくてな。」
『……始めましょう。』
そして理事長との最後の対戦が始まった。
〈ドォガン!バギバギ!ドォガン!〉
騒音が学校中に響いた。
数十分後、みんなゼイゼイ言っていた。
ちらっと理事長の顔を見ると、理事長もはぁはぁと息をしていた。あんな顔の理事長初めて見た。
と思っていたのも束の間、理事長が攻撃を仕掛けてきた。
だが、さっきよりもスピードが落ちていて、見えるようになってきた。
近くに来た時に僕は大きくジャンプして腰につけていた小刀を投げた。
僕は腰を思いっきり打った。
ちらっと理事長を見ると彼女の頬に小刀が刺さっていた。
「…あぁ、こいつ思いっきり刺しやがった。痛ぇ〜。」
彼女は小刀を抜き取った。血がこぼれ落ちた。
〔あぁ!すみません!〕
「…ふふ、あはは!いいよ別に。でも痛ぇから回復薬塗っていいか?」
彼女は少し困り顔で言ってきた。
その時の理事長の顔はとても優しい顔をして見えた。




