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命果実

一方で残った妖怪達と理事長は、


[理事長…私達、半妖になりたいです。]


「……え?どうしてだい?」


俺は驚いて聞き返した。


[私達霊力のある子ばかりと話しているだけで少し寂しくて…。]


理由は精神的にストレスか…。


「なるほどね〜。…よしわかった。いいよ。」


「じゃあこれ一口サイズに切って食べて、一人一個だけね。」


俺は服の袖から果実を取り出して生徒に渡した。


[これは…。なんですか?]


命果実(メイカジツ)だ。妖怪が半分食べたら、半妖に、全部食べたら完全なる人間になるが、二度と妖怪に戻れない。」


私、おきめは理事長からもらった果実を切り分けた。


よく見ると果実は黄金色で中央が朱色だった。


私達は一斉にパクッと口に運んだ。


果実はとても甘く、アイスのように溶けていった。


すると、おきめの首が短くなり、イギモは後ろの口が隠れ、モギナとシシラは肌の色が白になった。







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